
この日も快晴となったオートポリス。10月18日(日)、午前8時15分にインディペンデントクラス第12戦決勝のフォーメーションラップがスタートの時を迎えた。前日はスタート直後に多重クラッシュが発生するなど、荒れたレース展開となったが、残念ながらこの日も同様の展開となってしまった。
金曜に行われた公式予選の結果、この第12戦のポールポジションもKENTAROが獲得。これに鳥羽豊、中島功、DRAGON、齋藤真紀雄、WILLIAMらが続く上位グリッドとなったが、1周のフォーメーションラップののち、午前8時19分に13周の決勝がスタートとなった。
レッドシグナルが消えると、フロントロウのKENTARO、鳥羽ともにまずまずの動きだしでポジションキープのまま1コーナーへ向かうが、その背後では中島にDRAGON、齋藤が並びかける状況となったが、齋藤の背後から前を窺っていた赤松昌一朗がイン側グリーンを突っ切る形でコースオフも、そのままの勢いで1コーナーをターンインしていく集団の中で戻ってきてしまい、これに追突されたDRAGON、齋藤がスピン。同時に齋藤のマシンがアウト側にいた植田正幸に接触し、さらに佐藤修平が避けきれずにこの2台に接触してストップしてしまう。
赤松はそのまま走行を続けようとしたが、2コーナーへ向かうその先で小嶋健太郎と接触。そこへ大阪八郎が突っ込む形で2次的アクシデントが発生。マシンのダメージが少なかった佐藤は戦列復帰を果たしたものの、前日を上回る6台のマシンがスタート直後に姿を消すマルチクラッシュとなってしまった。

もちろん、ここでセーフティーカーが導入されることとなったが、複数台の車両が1〜2コーナー間にストップした状況で、車両回収には長い時間を要することに。
KENTARO、鳥羽、中島、WILLIAM、清水康弘、IKARI、佐々木祐一、大山正芳、金山和弘、YUGO、そして佐藤の11台が連なる隊列は、セーフティーカーの後方で8周目までじりじりとした時間を過ごすこととなったが、ようやく8周目のダウンヒルストレートでセーフティーカーのライトが消灯。レースは8周終了時、9周目からリスタートを迎えた。

前日同様、やや早めの加速タイミングを選択したKENTAROに対し、なんとかリスタートで仕掛けたい鳥羽だったが、コンマ4秒差でコントロールラインを通過も、スリップを生かして1コーナーでチャレンジすることは叶わず、そのままKENTAROがトップをキープ。後方では清水とIKARIが接近戦となり、コース前半の各所で清水に肉薄するIKARIだったが、なんとその攻防の最中にIKARIが単独でスピンアウトしバリアにリヤからヒットしてしまう。
これで10台での争いとなったが、10周目あたりからじりじりとKENTAROが鳥羽とのギャップを拡大し始め、11周目にはその差は約1秒に。鳥羽もKENTAROと遜色のないタイムを刻んで追うものの、両者のギャップは大きく縮まることなく、12周目を迎えたが、ここでレース最大時間の30分が経過することとなり、当初予定された13周ではなく、時間レースとなって12周目がファイナルラップに。

結局KENTAROはコンマ9秒差で逃げ切ってポール・トゥ・ウインで連勝。このオートポリスの週末を完勝することに。そのKENTAROに一歩及ばなかったものの、速さを見せた鳥羽が同じく連続2位に。3位には今季初表彰台となる中島が入り、4〜6位にはWILLIAM、清水、佐々木が続くこととなった。
