REPORTS | 第11戦・第12戦 オートポリス

2026 第11戦 オートポリス INDPクラス決勝レースレポート

驚速KENTAROがポール・トゥ・ウインで今季初優勝! 鳥羽豊、齋藤真紀雄が2〜3位

 爽やかな秋晴れとなった10月17日(土)のオートポリス。オンタイム、午前8時ちょうどのコースイン開始となったFIA-F4選手権第11戦インディペンデントクラス(以下INDPクラス)決勝は、昨日クラッシュからの修復が間に合わず、予選に出走できなかった大山正芳も最後尾ながら無事にグリッドに並び、17台のマシンが出走して行われた。

 午前8時15分にフォーメーションラップが開始されたこの第11戦は13周の戦い。ポールポジションは今季初のダブルポールポジションを奪ったKENTARO。2番手に鳥羽豊が続き、2列目にDRAGON、齋藤真紀雄、3列目に赤松昌一朗、中島功がそれぞれ並んだ。



 午前8時19分、レッドシグナルが消灯し迎えたスタート。上位陣はまずまずの動きだしを見せたものの、その後方で大きなアクシデントが発生してしまう。7番グリッドの佐藤修平がやや動きだしが悪かったところで8番グリッドのWILLIAMが好スタート。さらに9番グリッドの植田正幸がこの2台を上回る加速を見せて、佐藤とWILLIAMの間に割って入ろうとするが、ここで植田の左フロントとWILLIAMの右リヤが接触。スピン状態となったWILLIAMの車両と佐藤のマシンが接触してしまう。
 さらに接触を受けてピットロード側へ動いた植田のマシンを避けきれず、大阪八郎が接触して車両が一瞬跳ね上がり、この2台は大きなダメージを受けてピット出口にストップ。この混乱の中で、後方からスタートした大山がコース中央で立ち往生している佐藤とWILLIAMのマシンに追突することとなり、なんと5台のマシンが絡むこととなってしまう。

 このオープニングラップの混乱はこれにとどまらず、3コーナーでは中島がコースアウトを喫してバリアにヒットしてしまったこともあり、1周目からセーフティーカーが導入されることとなった。



 最後に突っ込んだ大山は、フロント部分に大きなダメージを受けつつも、再スタートが叶ったことで戦列に復帰。結局、1周目に佐藤、WILLIAM、植田、大阪そして中島の5台が一気にいなくなってしまい、セーフティーカーの背後にはKENTAROを先頭に12台が続くのみとなる。

 多重クラッシュに巻き込まれた車両などの回収作業が終わり、セーフティーカーが消灯したのは4周目。4周終了時・5周目からリスタートとなったが、ここでトップのKENTAROは落ち着いてリスタートを決め、2番手鳥羽に隙を与えない。この2台にスタートでポジションを上げた齋藤、赤松、そしてDRAGONが続くが、リスタート直後の1コーナーでDRAGONが赤松を捕らえて4番手に浮上。さらに清水康弘が赤松に襲い掛かり、3コーナーで5番手を奪い取る。




 リスタートの5周目を終えた段階で、KENTAROと鳥羽のギャップはコンマ8秒。しかし、3番手の齋藤は鳥羽から2秒8と水を開けられ、その背後にDRAGON、清水、赤松が続くが、前周にポジションを上げたばかりの清水が左リヤにトラブルを抱えて突如スローダウンしてしまい、代わって赤松らがポジションを戻すことに。



 トップを行くKENTAROは、レースが落ち着くとただ一人1分54秒台のラップを刻み続け、じりじりと鳥羽を引き離す展開に。一時は両者のギャップが5秒近くに拡大してしまう。
 2番手鳥羽は残り3周となったあたりから猛スパートをかけ、1分54秒台の自己ベストラップを連発するも、時すでに遅し。KENTAROを捕えることはできず、最終的には3.7秒差をつけてKENTAROがポール・トゥ・ウインで今季初優勝を飾り、鳥羽は2位に甘んじることとなった。



 一方、終始接近戦となったのは、齋藤、DRAGON、赤松の3台による3番手争い。時折間合いを詰めたDRAGONが齋藤に並びかけようとするも抜き切るまでには至らず、逆に背後の赤松に間合いを詰められるなど、三つ巴の攻防は僅差のままこう着状態に。
 結局13周を走り切って順位の変動は起こらず、逃げ切って3位表彰台を得たのは齋藤。4〜6位にはDRAGON、赤松、そしてIKARIが続く結果となった。







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