
午前9時35分、引き続き薄曇りの空の下でフォーメーションラップが開始されたチャンピオンクラス第8戦決勝。上位グリッドには、ポールポジションに第7戦同様に連勝中の白崎稜がつき、2番グリッドには酒井涼。そして自己最高グリッドとなる3番グリッドからは塩田惣一朗、さらに鈴木恵武、五十嵐文太郎、酒井龍太郎までが3列目までに並んだ。
迎えたスタートは午前9時39分。レッドシグナルが消えると、フロントロウの2台はまずまずの動きだしを見せ、白崎が労せず1コーナーをトップでクリア。これに酒井涼が続くが、塩田はやや出遅れたか、五十嵐が先行し塩田は4番手に後退。鈴木恵武も出遅れることとなり、酒井龍太郎、三浦和貴が5〜6番手に浮上し、鈴木恵武は7番手までポジションを下げる。
オープニングラップは大きな波乱もなく、白崎を先頭に2周目に突入して行ったが、1〜2コーナー間で梅本幸汰がバランスを崩してスピンオフ。これを避けようとした村上太晟と梅本のマシンが接触してしまい、2台が1〜2コーナーのアウト側にストップしてしまう。
このため、またしてもセーフティーカーが導入されることとなったが、この段階でのトップ10は白崎、酒井涼、五十嵐、塩田、酒井龍太郎、三浦、鈴木恵武、Lu You De、百瀬翔、そして濱邊誠己という顔ぶれ。リスタートは、4周終了時・5周目からとなったが、リスタート直前にシケイン付近で6番手三浦が5番手酒井龍太郎に接触、酒井龍太郎は最後尾までドロップしてしまうアクシデントが発生も、ここでは酒井涼が間合いを詰めるも、白崎はトップをキープする。

リスタートからジリジリと白崎が逃げ始め、2番手酒井涼とのギャップが1秒半ほどに拡大した7周目、3番手を行く五十嵐に塩田が肉薄。1〜2コーナーで塩田が五十嵐をオーバーテイクし、3番手と表彰台圏内に浮上を果たすなど、上位陣を中心にドッグファイトが展開されるが、9周目にデグナーで山本聖渚がコースアウト、バリアにクラッシュしてしまう。
このため、このレース2度目のセーフティーカーが導入される。

塩田が酒井涼との間合いを詰め始めた矢先のセーフティーカーにより、激戦はいったん休止となったが、残念ながら残り2周では車両回収等の作業は終わらず、セーフティーカーは消灯せぬままファイナルラップを迎えることとなり、前日の第7戦同様の結末に。最終周のシケイン立ち上がりでセーフティーカーはピットに入ったが、白崎を先頭とする隊列は追い越し禁止のままフィニッシュを迎えることに。
スタートから一度もトップを譲らず、終盤には2秒近いリードを築くなど磐石の戦いを見せた白崎が、ポール・トゥ・ウインで自身の連勝を「6」に伸ばすこととなり、初優勝を目指した酒井涼は2位。3位には初表彰台となった塩田。以下、五十嵐、三浦、Lu You Deの順でチェッカーとなったが、三浦には酒井龍太郎との接触に関して40秒加算のタイムペナルティーが科せられ降格となったことで、4〜6位には五十嵐、Lu You De、鈴木恵武が続いた。
