REPORTS | 第3戦・第4戦 岡山国際サーキット

2026 第3戦 岡山 CHクラス決勝レースレポート

白崎稜が復活の今季初優勝! 武藤雅奈が2位に入り、3位には酒井涼

 インディペンデントクラスの決勝終了から約30分間のインターバルを置き、チャンピオンクラスの第3戦決勝は午後1時50分にフォーメーション開始。真夏を思わせる炎天下の下、29台による15周の戦いが繰り広げられた。



 ポールポジションの白崎稜が無難にスタートを決めてトップで1コーナーに飛び込み、予選2位の武藤雅奈が2番手でそれに続く。一方で予選3位の酒井龍太郎はやや出遅れて後続に飲み込まれる格好となり、予選4位からスタートした酒井涼の先行を許して4番手でコントロールラインに戻ってきた。



 しかしその後方ではスタート直後の混乱の中、寺島知毅が他者との接触によりホームストレートアウト側のバリアに前から突っ込むアクシデントが発生。この車両を回収するため早くも2周目からセーフティーカーが導入されることとなった。

 幸いにも寺島に大きなダメージはなく、自分で車を降りている。




 1周を終えての順位は白崎、武藤、酒井涼がトップ3。酒井龍太郎が4番手、以下、三浦柚貴、鈴木悠太、Lu Yu Deと続く。

 車両回収を終え、4周を完了したところでセーフティーカーはピットイン。5周目からレースは追い越し可能となると、トップ2台が予選アタックを彷彿とさせるラップタイムを連続して記録する激しいトップ争いを展開。その後ろでも酒井涼と酒井龍太郎がテール・トゥ・ノーズの戦いを繰り広げる。



 さらに中団グループでも鈴木悠太、Lu You De、熊谷憲太の3台が、中里龍昇、黒沢和真、箕浦稜己、小熊孝誠の4台が、そして鈴木恵武、山本聖渚、酒井翔太らも集団を形成してコースの至る所でサイド・バイ・サイドのバトルを展開していった。




 トップ争いに目を向けると、5周終了時点で0秒7だった白崎のリードは6周目に0秒9。7周目は0秒8となかなか広がっていかない。ペースを上げて後続を引き離そうと目論む白崎に対し、2番手の武藤も一歩も引かない構え。9周目には白崎の1分34秒173に対し武藤は1分34秒048と白崎を上回るペースで追い上げる。




 11周目には武藤が小さなミスをしたことでその差が1秒3に広がったが、12周目には武藤がその時点のファステストラップを更新する1分34秒008を叩き出し、その差を1秒0まで引き戻す。

 しかし白崎も13周目に1分33秒997と予選アタックにも匹敵するタイムで応酬。再びその差を1秒2に広げてみせ、14周目にも1分34秒123と、武藤の1分34秒141をわずかに上回ってファイナルラップへ。




 レースは結局白崎が最後まで武藤に付け入る隙を与えず、最後は1秒1のリードを保って15周を走り切り、今季初優勝。自身通算4勝目をものにした。

 酒井涼と酒井龍太郎の3位争いも11周終わって0秒5と僅差の戦いとなった。酒井涼のテールにくらいつき、懸命にオーバーテイクのチャンスを窺う酒井龍太郎だったが、酒井涼はミスさえしなければ抜かれる心配はない、と最後まで集中を切らさずに周回を重ね、最後は0秒2の僅差ながら酒井龍太郎の追撃を退けてFIA-F4デビュー3戦目で初の表彰台を獲得した。

 4位は酒井龍太郎、5位に三浦柚貴が続き、予選10位からスタートした鈴木悠太は6位まで順位を上げてチェッカーを受けた。




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