通常であればSUPER GTのサポートレースとして行われるFIA-F4選手権だが、2026年の第3戦、第4戦は全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権との併催で2019年以来7年ぶりに岡山国際サーキットで行われることとなり、6月13日(土)の午前9時30分からインディペンデントクラス(以下INDPクラス)、午前10時よりチャンピオンクラス(以下CHクラス)の公式予選が行われた。

INDPクラスには18台が出走。午前9時30分のコースイン開始と同時に各車続々とピットアウト。まずHIROBONが計測1周目に1分37秒866でトップに立ち、計測2周目には1分36秒279、計測3周目に1分35秒630と着実にタイムを縮めていく。
しかし7分が経過したところで金山和弘がレッドマンコーナーでスピンアウト。グラベルに捕まって出られなくなったために赤旗中断となった。
車両回収ののち午前9時44分に残り時間12分14秒で走行は再開。この時点で2番手につけるKENTAROを先頭に各車一斉にコースへ飛び出して行った。
トップのHIROBONはアウトラップに続いて1分35秒795、1分35秒802とハイペースで周回を重ね、計測8周目に1分35秒614でベストタイムを更新する。

2番手のKENTAROも計測7周目に1分35秒844とこちらも1分35秒台に入ってきた。計測9周目には1分35秒750までタイムを縮める。3番手には植田正幸が1分35秒848で続く。
午前9時56分にチェッカーフラッグが提示され、各車最後のアタックに。ここでHIROBONは1分35秒543を叩き出す。KENTAROも1分35秒618までタイムを縮めたが、いま一歩及ばず。KENTAROはセクター1、セクター2で幾度か全体ベストを記録したものの、セクター3の走りに課題を抱えていたとのことだ。
この結果第3戦はHIROBONがポールポジションを獲得。KENTARO、植田、DRAGON、IKARI、そして鳥羽豊がトップ6となった。

セカンドベストラップで決まる第4戦グリッドでもHIROBONが1分35秒614でポールポジションを獲得。KENTARO、植田、DRAGON、大山正芳、IKARIがトップ6だった。

CHクラスは29台が出走。INDPクラスの予選で赤旗中断があった影響で当初の予定より5分遅れの午前10時05分にコースイン開始。三浦柚貴を先頭に各車続々とタイムアタックに取り掛かった。
まず計測1周目に酒井涼が1分35秒136でトップに浮上。熊谷憲太が1分35秒305で続く。
酒井涼は計測2周目に1分34秒057、計測3周目に1分33秒715とどんどんペースを上げていく。熊谷も計測3周目に1分34秒007を記録、白崎稜がここで1分34秒031で3番手に上がってくるが、残り時間11分で酒井龍太郎が1分33秒995を計測3周目に叩き出して2番手に割って入った。彼は今年限定ライセンスを取得したばかり。前回の富士大会が四輪レースデビューという15歳だ。第1戦、第2戦を終えた後は5月16、17日に岡山国際サーキットで行われたF110CUPに参戦して経験を積み、今週末に備えてきた。
その後も酒井涼は区間ベストを更新しながらアタックを続けるが、計測4周目1分33秒821、計測5周目1分33秒747とタイム更新に結びつけることができないでいた。

一方2番手の酒井龍太郎は計測4周目に1分33秒968、計測5周目に1分33秒770と着実にタイムを削っていく。
しかし残り時間8分を切ったところで白崎が計測6周目に1分33秒718を叩き出し、2番手にジャンプアップしてきた。トップの酒井涼とは0.003秒差だ。
さらに白崎は計測7周目に1分33秒561を叩き出してトップに躍り出ると、計測8周目には1分33秒506までタイムを更新する。

続いて武藤雅奈も残り6分を切ったところで計測8周目に1分33秒662で2番手に上がってきた。酒井龍太郎も計測8周目に1分33秒672を記録して3番手に続く。
武藤は計測10周目に1分33秒557までタイムを縮めたが、白崎には僅かに及ばず。
結局白崎はトップのまま午前10時25分のチェッカーフラッグ提示を待たずにピットイン。第3戦のポールポジションを獲得し、武藤、酒井龍太郎、酒井涼、三浦、濵邊誠己がトップ6という結果となった。

セカンドベストラップで決まる第4戦のグリッドも同じくポールポジションが白崎、以下武藤、酒井龍太郎、酒井涼、Lu You De、濵邊がトップ6だった。