
初夏の強い陽射しのもとで行われた第3戦決勝とは打って変わって、第4戦決勝の行われた14日の岡山国際サーキットは朝から曇り。湿度は高いものの雨の心配はなく、路面は終始ドライだ。
それに加えてインディペンデントクラスの第4戦決勝は午前11時05分にフォーメーション開始ということもあって、第3戦よりも気温、路面温度ともに低く、人にも車にもタイヤにも優しいコンディションで15周の戦いが行われた。
ポールポジションは第3戦に続いてHIROBONが獲得。予選2位がKENTARO、3位が植田正幸とトップ3は全く同じ顔ぶれだ。予選4位のDRAGONは併催のスーパーフォーミュラ・ライツとのダブルエントリー。二日間で5レースを戦う。予選5位は大山正芳、6位にIKARIというトップ6だ。
ホールショットはHIROBON。KENTARO、植田と続いてDRAGONが4番手。この周のヘアピンで早くも植田がKENTAROにアウトから並びかけ、リボルバーコーナーでインを奪って2番手に上がる。
しかしスタート直後の1コーナーで開幕2連勝を飾った鳥羽豊が痛恨のコースオフ。グラベルに捕まって出られなくなったために2周目からセーフティーカーが入ることとなった。
1周目の順位はトップのHIROBONに続いて植田、KENTARO、DRAGON、IKARIと続き、予選5位の大山が6番手。7番手には清水剛がつけ、WILLIAM、齋藤真紀雄、中島功、⾚松昌⼀朗、小嶋健太郎、大阪八郎、MOTOTINO、SYUJI、YUGOと続く。
セーフティーカーは4周終わりでピットイン。5周目から追い越しが可能となった。上位陣はそのまま1コーナーを通過したが、続くバックストレートからヘアピンにかけてIKARIがDRAGONにアウトから並びかけるが、ここはDRAGONがポジションを守った。IKARIの背後には大山が迫る。

5周目を終わってHIROBONのリードは0秒9。6周目には1秒1とやや広げてきた。ここで齋藤にオレンジディスクが提示され、6周終わりで齋藤はピットイン。
7周終わってHIROBONのリードは0秒9。この周は植田が上回ってきた。すかさずHIROBONが8周目に1秒0とする。この周で3番手のKENTAROが1分37秒413のファステスト。9周を終えたところで植田との差を0秒5に縮めてきた。HIROBONのリードは1秒1。この周も自己ベストを更新して逃げにかかる。
この周で植田、KENTAROも自己ベストを更新。10周目のアトウッドからバックストレートでKENTAROが植田のテールに食らいつき、オーバーテイクのチャンスを窺う。10周を終えての両者の差は0秒3に迫った。HIROBONのリードは1秒7。
そして11周目のヘアピンでついにKENTAROが植田のインに飛び込み、2番手を奪い返した。後方では大山もIKARIを捉えて予選と同じ5番手にポジションを戻す。
さらにその後方からWILLIAMと中島がIKARIに迫る。ウィリアムズコーナーやヘアピンで並びかけてくるWILLIAMをIKARIは懸命に抑える。

一方、トップのHIROBONはKENTAROに1秒4差をつけてチェッカーフラッグを受け、第3戦に続いて2連勝を達成。2位のKENTAROは14周目にこのレースのファステストラップとなる1分36秒732を叩き出し、懸命にトップを追いかけたが、一歩及ばず。3位にはスポット参戦の植田が入り、見事表彰台を獲得して第3戦の雪辱を果たした。第3戦を早々にリタイヤした植田はタイヤの消耗が他より少ないというアドバンテージがあったが、この日のコンディションではそれが活かしきれなかったようだ。
トップ3に続いてはDRAGONが4位、大山が5位に。ファイナルラップまで続いた6位争いは、IKARIがWILLIAMの再三のアタックを最後まで退けて6位でフィニッシュしている。
