REPORTS | 第13戦・第14戦 モビリティリゾートもてぎ

2026 第14戦 もてぎ CHクラス決勝レースレポート

白崎稜が逆転で連勝! チームタイトルも逆転でKageyamaに 2位に中井陽斗、酒井涼は3位に

 昨日のうちにインディペンデントクラスが今季最終戦となる第13戦を終え、11月8日日曜のモビリティリゾートもてぎでは、最後に残されたチャンピオンクラスの第14戦決勝のみが行われた。



 前日同様の晴れ間が広がるも、よりいっそうの冷え込みとなったこの日。引き続いてのドライコンディションの中、午前8時45分にフォーメーションラップがスタートした。



 金曜の公式予選でダブルポールを獲得した酒井涼がポールスタートとなり、前日今季7勝目を飾った白崎稜が2番グリッド。2列目には第13戦と同じく黒沢和真と鈴木恵武が並び、3列目には中井陽斗と鈴木悠太が続くこととなったが、すでにドライバーチャンピオンは決していたものの、この最終戦の結果次第でチームタイトルは、234ポイントで首位に立つTGR-DC Racing Schoolか、227ポイントでランキング2位につけるHYDRANGEA Kageyama Racingか、いずれの陣営が手にするという状況で、13周で争われるこの第14戦の注目ポイントのひとつであった。

 フォーメーションののち、午前8時48分にシグナルがブラックアウト。そこで全車いっせいにスタートを切ったが、ここでポールの酒井涼はまずまずの動きだし。2番グリッドの白崎の方がさらに良い加速を見せ、両者は1〜2コーナーを並走も、3コーナーへのアプローチで辛くも酒井涼がトップを守ることに成功。
 その背後では、同様に数台が競り合っていた3番手争いで黒沢が前に。4コーナー立ち上がりでこれに中井陽斗が4番手で続き、これに鈴木恵武と鈴木悠太が続く状況となった。




 酒井涼をトップとする集団は5コーナーへアプローチしたが、10番手あたりにつけた百瀬翔とその背後にいた寺島知毅がクリップ付近で接触。この影響で百瀬の車両がスピン状態となったところへ後続集団が雪崩れ込み、五十嵐文太郎、熊谷憲太、高木彪乃介らのマシンが立体交差前後に点在する形で車両にダメージを受けてストップしてしまう。




 このため、またもオープニングラップにセーフティーカーが導入されることとなるが、この時点での上位陣のオーダーは酒井涼、白崎に続き、オープニングラップのS字で3番手を奪った中井、黒沢、鈴木恵武、武藤雅奈、塩田惣一朗、酒井龍太郎、箕浦稜己、三浦柚貴というトップ10となった。



 このセーフティーカーランの間にエンジン不調に見舞われた鈴木悠太がピットインすることとなったが、セーフティーカーは4周目に消灯。4周終了時/5周目にリスタートとなった。



 トップの酒井涼は順調に首位をキープしこれに白崎が2番手、3番手には中井が続くが、その背後では1〜2コーナーでアウトにはらんだ黒沢が鈴木恵武、武藤に並びかけられると、4コーナーで鈴木恵武にインに飛び込まれる。なんとか粘ろうとした黒沢だったが、5コーナーでアウト側にはらんでポジションダウン。ここで武藤が4番手、鈴木恵武が5番手となるが、黒沢はハンドリングに異常を感じピットへ。結局左フロントのパンクによりリタイヤとなってしまう。



 5周目を終え、トップ酒井涼と白崎のギャップはコンマ5秒。白崎の1秒後方に中井、さらに武藤、鈴木恵武、塩田が続く上位陣となったが、続く6周目に白崎が酒井涼との間合いを詰め、ダウンヒルストレートではテール・トゥ・ノーズに。
 ここで酒井涼はビクトリーコーナーへのアプローチでわずかにラインを外ししてしまい、その影響で最終コーナー立ち上がりで縁石をまたぎ、わずかにコースオフ。ここで失速した酒井涼の横を白崎が駆け抜け、思わぬ形でトップが入れ替わる。



 トップに立った白崎は8周目に1分55秒178のファステストラップを刻むなど、じりじりと酒井涼のギャップを拡大していく。なんとか再逆転をしたい酒井涼だったが、逆に9周目の3コーナーへのブレーキングでロックさせてわずかにオーバーランする間に、今度は中井の後塵をも拝することとなって3番手に後退することに。



 この間にさらにギャップを拡大した白崎は、そのまま13周を走り切ってガッツポーズでトップチェッカー。今季8勝目をマークするとともに、最終戦での逆転でHYDRANGEA Kageyama Racingに2年連続でのチームタイトルをもたらすこととなった。
 連日の表彰台獲得となった中井が2位。3位には悔しい一戦となった酒井涼が入った。また、4〜6位には武藤、鈴木恵武、塩田が続いている。



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