
激しい攻防が展開されたインディペンデントクラスの決勝に続き、33台が出走してチャンピオンクラスの第5戦決勝が、午前9時20分にフォーメーションラップの時を迎えた。
インディペンデントクラス同様、前日に行われた予選では、岡山に続き白崎稜がポールポジションを獲得。これに鈴木恵武、酒井涼、武藤雅奈、Lu You Deが続いたが、複数回の走路外走行があたっために3グリッド降格となり、結果的に2列目にはルーキーの片岡陽、濱邊誠己、そして5番グリッドには酒井龍太郎がつき、酒井涼、武藤雅奈、Lu You Deは6〜8番グリッドからのスタートとなった。
迎えたスタートは午前9時24分。フロントロウの2台はまずまずのスタートを見せるも、3番グリッドの片岡陽は出遅れてしまい、集団に飲み込まれていく。代わって濱邊が3番手に浮上、これらに続いて酒井龍太郎、酒井涼が1コーナーにアプローチしたが、酒井涼が酒井龍太郎に追突する形となり、2台はコースオフ。このアクシデントにより、4番手には武藤が浮上、さらに鈴木悠太が5番手、6番手に寺島知毅が上がってくる。

オープニングラップを終え、上位陣のオーダーは白崎、鈴木恵武、濱邊、武藤、鈴木悠太、寺島、さらには中里龍昇、五十嵐文太郎、百瀬翔、黒沢和真までがトップ10となり、片岡は11番手までポジションを下げることに。
ここから2周目に中里が寺島をかわして6番手に浮上した他、3周目には濱邊を武藤が捕らえ、武藤3番手、濱邊4番手とポジションを入れ替える。武藤は翌周1分47秒141のファステストラップを刻むと、翌5周目にはさらに1分47秒0482番手鈴木恵武との間合いを詰めていくが、白崎、鈴木恵武のトップ2もペースは良く、トップ3は付かず離れずの周回を重ねていく。
レース後半、ややこう着状態となったトップ3だが、その後方では濱邊と鈴木悠太が接近戦を演じるも、濱邊がなんとかポジションをキープ。濱邊4番手、鈴木悠太5番手のままレースは終盤にさしかかるが、このころトップ3の間合いに変化が。僅かずつながら、2番手の鈴木恵武が白崎とのギャップを詰め始め、12周目にはコンマ5秒差に。
さらに13周目にはコンマ4秒差となり、トップ争いが最終ラップに大きな注目を集めることとなったが、間合いを詰めるも鈴木恵武はTGRコーナーでは仕掛けられず。しかし、そのままテール・トゥ・ノーズで迎えたダンロップコーナーへのアプローチで、鈴木恵武は白崎に並びかけ、並走のままダンロップコーナーをクリアしようとしたが、惜しくも鈴木恵武はコースオフを喫してしまい、武藤の接近を許す。

ファイナルラップの最終コーナーをトップで立ち上がった白崎は、そのまま逃げ切ってトップでチェッカー。インディペンデントクラスのHIROBON同様、岡山からの連勝を「3」に伸ばすことに成功。しかし、その背後で最終コーナーを2番手で立ち上がった鈴木恵武だったが、そのスリップを生かした武藤がフィニッシュライン直前でスリップから抜け出して並びかけると、1000分の25秒差で逆転し2位に。鈴木恵武は勝利を狙ってのチャレンジも、惜しくも3位となった。
以下、濱邊は4位を守り鈴木悠太は5位。6位には中里が入っている。
