
インディペンデントクラスの第6決勝が終了してから約10分後、チャンピオンクラスの第6戦決勝がコースイン開始を迎え、前日と同じ33台のマシンがダミーグリッドへ向かった。
金曜に行われた予選、そのセカンドベストタイムで決まるこの第6戦のグリッドは、第5戦で凱歌をあげた白崎稜がポールポジションを獲得し、2番手に酒井涼。3番手に鈴木恵武、4番手に濱邊誠己、5番手に片岡陽、6番手に黒沢和真が並ぶこととなった。
午前9時09分、レッドシグナルが消えると好スタートを決めたのはポールシッターの白崎。2番グリッドの酒井涼も同様をスタートを決めるも、1コーナーで仕掛けるには至らず、まずは白崎がトップに立つと、酒井涼が2番手に。しかし、3番グリッドの鈴木恵武は大きく出遅れてしまい、代わって濱邊が3番手に。さらに1コーナーで中里龍昇をかわした百瀬翔が大きくポジションを上げ4番手に。中里を挟んで6番手には黒沢が続いた。

オープニングラップをトップで戻ってきた白崎だが、その背後にはコンマ数秒差で酒井涼が続き、濱邊以下も僅差で続く展開となるが、じりじりとトップ2が抜け出し始め、マッチレースの様相に。3番手濱邊の背後には百瀬が張り付き、7周目のTGRコーナーでついに百瀬がアウトから濱邊に並びかけ、コカコーラコーナーで百瀬が3番手をもぎ取る。
同じく7周目には、その背後で5番手を競り合っていた中里と五十嵐文太郎がダンロップコーナーでバトルに。立ち上がりで五十嵐が中里を攻略も、漁夫の利を得る形で第13コーナーで黒沢も中里をパスしポジションを上げる。しかし、翌8周目には熊谷憲太が中里を攻略、さらにその勢いを駆ってヘアピン立ち上がりでは五十嵐をかわし、熊谷が6番手に。
トップ10圏内の激しい攻防とは異なり、終始コンマ数秒差のまま推移し続ける白崎と酒井涼のトップ争いは、時折間合いが伸縮するものの、互いに大きなミスを犯すことなく、見えない糸で繋がっているかのように周回が続く。なんとか最終コーナーからの立ち上がりでスリップを活かそうとする酒井涼だが、白崎もうまくラインをずらすなど決定的なチャンスを与えない。

こう着状態のままファイナルラップに突入するも、このTGRコーナーでも酒井涼は仕掛けるまでには接近できず。ダンロップコーナーでも僅かに届かず、そのまま最終コーナーを立ち上がった2台は、順位を入れ替えることなくチェッカーを迎え、ガッツポーズで白崎が優勝、みごと岡山からの連勝を4とした。
初優勝を目前にしながら届かなかったとはい、酒井涼は自己最高位となる2位。3位には百瀬が入り、濱邊、黒沢、熊谷が4〜6位でのフィニッシュとなった。
