REPORTS | 第1戦・第2戦 富士スピードウェイ

2026 第1戦・第2戦 富士 予選レポート

CHクラスでは酒井涼が、INDPクラスでは鳥羽豊が開幕大会ダブルポールを獲得!

 2026年開幕ラウンドとなる富士大会。今季よりチャンピオンクラス(CHクラス)、インディペンデントクラス(INDPクラス)がそれぞれ独立した決勝を行う方式となったことを受け、第1戦、第2戦の公式予選は5月2日(土)の午後1時10分から行われることとなった。
 前日の午後、そしてこの日の午前には通常通りダンロップFIA-F4トレーニングとOTG FIA-F4トレーニングが実施されたものの、あいにく5月1日は雨天となり、大半の時間がレインタイヤでの走行に終始したドライバーも多かったが、この日は朝から好天に恵まれ公式予選もドライコンディションでの争いとなった。



■チャンピオンクラス予選



 オンタイムとなる午後1時10分にコースイン開始となったCHクラスの公式予選には、32台が出走することとなった。
 コースオープンと同時にほとんどの車両がピットアウトしていくが、まずは計測1周目に白崎稜が1分47秒675とベンチマークとなるタイムを刻む。しかし、すぐさま五十嵐文太郎が1分47秒497でトップタイムを更新、これに寺島知毅、箕浦稜己が続く。
 計測2周目に再び白崎が1分46秒851をマークしてトップに立ち、チームメイトの鈴木悠太も1分47秒186で2番手につけるも、その直後に五十嵐が1分46秒456でトップタイムを更新、さらに酒井涼が1分46秒433で首位に立ち、鈴木恵武が1分46秒703で3番手につける。





 セッション開始から7分が経過した翌周、武藤雅奈が1分46秒259を刻んでトップタイムを押し上げると、鈴木も1分46秒469、熊谷憲太も1分46秒530で4〜5番手に続く。すると、ちょうどセッション折り返しとなるところで、武藤がトップタイムを1分46秒259に塗り替えた直後、酒井涼が1分45秒926と、唯一の45秒台を叩き出し、武藤をかわして再び首位を奪還することに。
 このあたりの時間帯では五十嵐が1分46秒356から1分46秒217、鈴木が1分46秒391から1分46秒320など、じりじりとタイムを削っていくドライバーはいたものの、気温の上昇が災いしてか、上位陣を含めてタイム更新が徐々に少なくなっていく。







 それでも、残り5〜6分となったあたりで酒井涼が1分45秒902とさらにタイムアップし後続を突き放す。また、翁長実希が1分46秒450で5番手に躍進して見せた一方、2番手につけていた武藤はこれ以上のタイムアップは無理と判断したか、ピットへと向かい走行を終える。





 この後、上位陣では熊谷が1分46秒444で5番手に再浮上した他、1分46秒562で9番手に豊島里空斗がポジションを上げた以外は順位変動のないままセッションは終了。






 この結果、今季初参戦の酒井涼が初ポールポジションを獲得。これに武藤、五十嵐、鈴木、熊谷、翁長までがトップ6に。しかし、複数回の走路外走行があったとして鈴木は4グリッド降格となるため、第1戦の4〜6番グリッドは熊谷、翁長、白崎という並びに。
 一方、セカンドベストラップで決まる第2戦グリッドでも酒井涼がダブルポールを手にし、武藤、五十嵐、鈴木、熊谷と1〜5番手は第1戦と変わらず、6番手に白崎が続く結果となっている。








■インディペンデントクラス予選





 CHクラスの公式予選終了から10分間のインターバルを置き、午後1時40分からはINDPクラスの公式予選がスタート。こちらは21台のジェントルマンがオンタイムでコースインしていった。



 いの一番にコースインしたのは2024年以来となるFIA-F4復帰となった鳥羽豊。鳥羽はまず計測1周目に1分49秒153を刻んだが、これにDRAGON、今田信宏、KENTAROらが続いていくが、翌周鳥羽は1分47秒734と早々にハイレベルなラップを刻んでいく。
 この周には47秒台には届かずも、DRAGON、KENTARO、IKARI、赤松昌一朗、中島功らが上位を争う展開となるが、翌周にはさらに鳥羽は1分47秒455を叩き出し、早くも首位固めの様相に。
 背後ではKENTARO、DRAGONらに加えて、大山正芳が1分48秒644を刻んで3番手に浮上、さらに清水剛が1分48秒677で4番手につけるなど、上位陣の顔ぶれにも変化が訪れる。





 こうしてセッション半ばの段階では、鳥羽、KENTARO、大山、清水、赤松、DRAGON、IKARI、今田、齋藤真紀雄、小嶋健太郎までがトップ10という状況ながら、セッション後半にタイム更新が落ち着いたCHクラスとは違い、INDPクラスは終盤までタイム更新が見られることとなり、セッション後半にタイムを上げていったのは今田、HIROBONら。
 今田は午後1時51分に1分48秒751をマークして7番手に浮上すると、翌周に1分48秒433で4番手、さらに1分47秒931で2番手にまで躍進。HIROBONも1分48秒031をマークした後、1分47秒984にまでタイムを削って4番手に。しかし、結局鳥羽の座を脅かすドライバーは現れることなくチェッカー。





 結局鳥羽がトップタイムを奪って第1戦でポールシッターに。これにKENTARO、今田、HIROBON、IKARI、そして齋藤までがトップ6となったが、齋藤はモラルハザードの累積ポイントにより第1戦は10グリッド降格となるため、6番グリッドには清水が繰り上がる見込み。
 またセカンドベストタイムで決まる第2戦でも鳥羽がポールを手に。2番手にKENTARO、3番手にHIROBONが続き、4〜6番手には今田、大山、IKARIが続く格好となった。






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