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FIA-F4選手権のレースウィーク

FIA-F4のレースウィークは3〜4日間

若手ドライバーの育成カテゴリーであるFIA-F4選手権では、木〜金曜日にトレーニング走行を行い、土日に公式予選、2〜3戦の決勝レースが行われるのが基本フォーマットとなっている。

木〜金曜日 専有走行(FIA-F4トレーニング)

レースウィークの走行開始となるのは木曜日または金曜日と、当該大会の決勝レース数やタイムスケジュールによって異なるが、基本的に合計で3〜4時間という充分な練習走行の時間が毎大会で設定されている。

またコスト抑制を進めるべく、2018年からは木〜金曜日に使用できるタイヤを1台あたり2セットとし、FIA-F4事務局にてマーキングを行なって管理している。

さらに2024年からは「チャンピオンクラス」「インディペンデントクラス」の2クラスとなったことを踏まえ、トレーニング走行ではセッションによりクラス別の走行と2クラス混走が行われることとなった。

土曜日 公式予選&決勝レース

いよいよ土曜日には、メインレースであるSUPER GTの走行が始まることとなるが、FIA-F4選手権は各クラス別に20分間の公式予選セッションをそれぞれ1回と、レース距離60kmまたは最大30分間で争われる決勝レースが行われる。

決勝レースは、2レース制大会であれば1回、3レース制大会であれば、土曜に2回決勝が行われることもある。

公式予選セッションの結果により決勝のスターティンググリッドが決定されるが、各ドライバーが公式予選セッション中にマークしたベストタイムによって土曜の決勝レース1のグリッドが、また同セカンドベストラップによって決勝レース2のグリッドが決することとなるが、2024年からは2クラス制への移行を受け、決勝のグリッドは前方にチャンピオンクラス、その後ろにインディペンデントクラスという形で、それぞれの予選結果順にクラス別に配列されることとなった。

3レース制大会の場合は、決勝レース1でのベストラップ順で日曜の決勝レース3のグリッドが決定される。

なお、土日の予選〜決勝で、各ドライバーが使用できるタイヤは2レース制大会の場合は前輪2本、後輪2本、合計4本(1セット)のみ。3レース制大会の場合は前輪4本、後輪4本、合計8本(2セット)となり、基本的にこの定められたセットのタイヤで、公式予選とすべての決勝レースを戦わなければならない。

日曜日 決勝レース2(or3)

SUPER GTの決勝日となる日曜日には、FIA-F4選手権の決勝レース2(or3)が行われる。基本的に土曜日のレースと同じく、レース距離は60kmまたは最大30分間。

この決勝レース2(or3)の終了をもって、FIA-F4選手権のレースウィークは幕を閉じる。

なお、土日ともに決勝終了後には暫定表彰が行われ、各クラストップ3のドライバーは表彰台の上でセレモニーに臨み、スタンドの大観衆からの祝福を受けることとなる。

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