朝の第2戦決勝よりもさらに雲が増えたか、やや薄曇りとなる中、午前10時55分とオンタイムでのフォーメーションラップスタートとなった第3戦決勝。第2戦で多くのマシンがダメージを負う中、残念ながら武藤雅奈がリタイアとなり加納康雅が繰り上がって出⾛となり、なんとか⾞両修復を⽬指すも村⽥将輝が修復が間に合わずグリッドに並ぶことができず、結局この第3戦決勝はCHクラス27台、INDPクラス17台と44台がグリッドについた。
フォーメーションラップを終え、迎えたスタートは午前10時59分。第1戦でのベストラップ順に配されたグリッドは、ポールに佐藤樹、2番⼿に⽩崎稜と再びHYDRANGEA KageyamaRacingの2台が独占。3番⼿に森⼭冬星、4番⼿に鈴⽊⽃輝哉、5番⼿に鈴⽊悠太、6番⼿に岩崎有⽮⽃という上位陣の顔ぶれとなった。
レッドシグナルが消えると、フロントロウの2台はまずまずの動き出しを⾒せるも、2番グリッドの⽩崎の加速がやや佐藤のそれを上回り、1コーナーで⽩崎がトップを奪い佐藤が2番⼿に。佐藤の背後には森⼭、鈴⽊⽃輝哉、梅垣清らが続き、鈴⽊悠太はポジションを下げてしまう。
いくつかオープニングラップの位置取り争いはあったものの、⽩崎を先頭とする上位陣が1周⽬を終えるころ、最終コーナーを⽴ち上がったところでINDPクラスの今⽥信宏がスピン状態となりイン側のガードレールにクラッシュ。さらに2周⽬のコカコーラコーナー⽴ち上がりで⼩嶋健太郎がスピンしたところへ⾚松昌⼀朗が接触。同じポイントでLin Chenghuaがスピンし、そこへ⼩⾕素弘が接触するという複数のアクシデントが発⽣してしまい、この週末すべての決勝レースでセーフティーカーが⼊ることとなってしまう。
⽩崎、佐藤、森⼭、鈴⽊⽃輝哉、梅垣、岩崎というトップ6のオーダーでセーフティーカーランが続いたが、コカコーラコーナーの現場でコース上に液体漏れがあったことから、その処理等もあってセーフティーカーランは6周終了時まで続けられ、ようやく7周⽬からレースはリスタートとなった。
このリスタートでトップ⽩崎のスリップを活かした佐藤が1コーナーでインを突いたが、2台はギリギリのクリーンな攻防を2コーナー⽴ち上がりまで続けるも、⽩崎がかろうじてトップを死守。これに森⼭、鈴⽊⽃輝哉らが続いていくが、その後⽅の1コーナーで⽥中⾵輝と三浦柚貴が絡んでしまい2台が⽴ち往⽣してしまう新たなアクシデントが発⽣し、いったんピットインしたセーフティーカーが再びコースに戻される。
この2台の⾞両の回収がまもなく終わろうかという、セーフティーカーラン中の10周⽬、ダンロップコーナーを先頭で⽴ち上がった⽩崎の加速が鈍くなり、隊列から脱落。すると、なんと同じタイミングで6番⼿につけていた洞地遼⼤もスローダウンし、2台がストップしてしまう。
⽩崎は駆動系、洞地は燃料系とトラブルの要因は異なったが、まさかの展開により、トップは佐藤となり、森⼭、鈴⽊⽃輝哉、梅垣、岩崎、百瀬翔がトップ6となるが、セーフティーカーランが続く中、レース最⼤時間の30分が近づく。
結局翌周のセーフティーカーラン中にスタートから30分間が経過し、佐藤にトップチェッカーが提⽰されることとなり、予想外の展開ながら、結果的に佐藤がポール・トゥ・ウインで初優勝。森⼭、鈴⽊⽃輝哉が表彰台に⽴ち、梅垣、岩崎、百瀬が4〜6位ということとなった。
引き続き、17台での戦いとなったインディペンデントクラスのポールは、第1戦でベストラップを刻んだ中島功。これに第2 戦を制したばかりのDRAGON、KEN ALEX、KENTARO、齋藤真紀雄、⼩嶋禎⼀が続いた。
レッドシグナルが消えると、中島はまずまずの動き出し。⼀⽅、DRAGONはやや動きだしが鈍く、KEN ALEXにかわされるが、さらにイン側のラインを使ってするするとポジションを上げていったのはKENTARO。KENTAROはこのラインどりの良さもあって、1コーナーで中島の前に出て⼀気にトップに。さらに途中からKENTARO同様にイン側にラインを変えたKEN ALEXも2コーナーで中島に並びかけるが、中島との並⾛が続いたものの攻略は果たせず、中島が2番⼿をキープしKEN ALEXは3番⼿。DRAGONは齋藤の先⾏も許し⼀気に5番⼿まで後退することとなった。
しかし、オープニングラップの終盤、齋藤に詰め寄りながら最終コーナーを⽴ち上がったDRAGONの背後で今⽥がスピンを喫し、イン側のガードレールにクラッシュ。さらに前述したコカコーラコーナーでの2台+2台のクラッシュが発⽣したことでセーフティーカーが導⼊される。
KENTAROを先頭に、CHクラスを1 台挟み中島、KEN ALEX、齋藤、DRAGON、⼤⼭正芳というトップ6のオーダーでセーフティーカーランが続き、リスタートは7周⽬から。このリスタート直後にトップのKENTAROの背後では、KEN ALEXが中島をオーバーテイクし2番⼿に浮上
するが、1コーナーで接触したCHクラス2台が⽴ち往⽣し、再びセーフティーカーが登場する。
結局このセーフティーカーランのまま30分の最⼤レース時間が経過したため、KENTAROがトップチェッカーを受けこの週末2勝⽬を獲得。KEN ALEXが今季初表彰台となる2位を⼿にし、3位には3連続表彰台となった中島。以下、齋藤、DRAGON、⼤⼭が4〜6位でのフィニッシュとなった。
