REPORTS | 第13戦・第14戦 モビリティリゾートもてぎ

2025 第14戦 もてぎ 決勝上位コメント

■第14戦 チャンピオンクラス優勝 白崎 稜【#16 Kageyama YBS Verve MCS4】

「今日は昨日(第13戦)の反省を活かして、全力で走ることが目標でした。その結果、最終戦で3勝目を挙げることができて嬉しいです。3番手からスタートして、前はチャンピオン争いをしている2人ということで、インシデントが起きる可能性もあると思っていました。そこでチャンスが生まれれば迷わず“行こう”と狙っていました。その後ペースが良かったのは、昨日の反省から内圧やドライビングを見直したから。来季はチャンスがあればもう一度FIA-F4に参戦して、今度こそチャンピオンを獲りたいと思います」

 
■第14戦 チャンピオンクラス2位 梅垣 清【#28 TGR-DC RS F4】

「今日は4番手スタートでしたが、もちろん優勝を狙っていました。なので、今週末を通してペースが良かった中で、最終戦で2位になれたことは嬉しいですが、一方で悔しい気持ちもあります。今シーズンを通して優勝できなかったですし、それを含めて。序盤はペースが良かったのですが、ダウンフォース抜けとかがあって、だんだんフロントタイヤのグリップが落ちてきてしまい、後半はペースダウンしてしまいました。来年のことはまだ分かりませんが、今年の戦いで学んだことをしっかりと今後のレース活動に繋げたいと思います」

 
■第14戦 チャンピオンクラス3位 三浦 柚貴【#38 TGR-DC RS F4】

「自分はカートを経験せずシミュレーターから上がってきたドライバーなので、初参戦の今年は一発の速さはあっても、レースでは多くの課題がありました。それで前半戦はすごく悩んでいて、毎日のように泣いていて、悔しい思いばかりしていました。でも諦めずに前だけを見て練習を続けてきた結果、集大成として最後に初表彰台を達成できて嬉しいです。チェッカーまで3位だとは知らなくて、まだちょっと信じられないです。来年も参戦できるようであれば、今年培ったレースでの強さを最初から発揮して、毎回のように表彰台に上がりたいです」

 
■第14戦 インディペンデントクラス優勝 KENTARO【#55 baum beauty clinic】

「やれることをとにかく精一杯やって優勝して、あとは奇跡を待つしかなかったレース。スタートのKEN ALEX選手のストールでひとつ順位を上げた後は、SC(セーフティカーからの)リスタート後に最終コーナーでうまく清水選手の後ろにつけることができたので、1コーナーで抜くことができました。今田選手は、バトルになったときにチャンピオンがかかっていたので無理をしなかったのかな? でも結果としてトップに立てたのは良かった。あとは逆転タイトルに向けて、今田選手がどこかで後退するのを神に祈っていましたが、やはり今田選手は上手くてランキングの方は2位で終わってしまいました。今年ここで獲り逃がしたものを、来年は必ず獲りに行きます」

 
■第14戦 インディペンデントクラス2位 今⽥ 信宏【#44 JMS RACING with B-MAX】
今⽥ 信宏

「ランキングポイントの計算を事前にしていて、2位より上に行ければ自力チャンピオンだということは分かっていました。その結果、3番手からスタート後の混乱でトップまで浮上できたので、後は2位に後退してもそのポジションをキープして完走することを目指しました。抜かれたのはタイトルを争っているKENTARO選手でしたが、そう気にしてはいなかったです。無理して接触することだけは避けたかったので。目指した通りのレース運びでタイトルを獲得することができて良かったです」

 
■第14戦 インディペンデントクラス3位 DRAGON【#30 B-MAX TEAM DRAGON】
DRAGON

「もてぎは抜き難いコースで、強引に行くとペナルティを受けることにもなるので、今日は慎重なレースを心がけました。前はチャンピオン争いをしている2台で、水を差してはいけないという事を含めて。シーズンを振り返るとKENTARO選手が6勝、自分4勝。でも3勝の今田選手がチャンピオンを獲った。今田選手はポールがなかったのを残念がっていましたが、安定感は抜群で、いつも表彰台圏内にいました。自分はそういう流れを作れていなかったと、改めて反省した週末でした。ただチームとしてはダブルタイトルを獲ることができたので、良いシーズンでした。来年は速いライバルが現れてより厳しい戦いになると思うし、自分も歳をとりますが、まだ戦える感じはあるのでタイトルを獲り返すつもりでいます」

 
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