前⽇よりもやや雲が多くなったものの、引き続きドライコンディションとなった5⽉4⽇⽇曜の富⼠スピードウェイ。この⽇2戦が予定されているFIA-F4選⼿権は、まずは第2戦が午前7時55分と早朝にフォーメーションラップがスタートすることとなった。
昨⽇の第1戦で⾞両に⼤きなダメージを負った有村将真がリタイアとなるも、予選落ち⾞両が繰り上げとなり昨⽇と同じ45台フルグリッド(CHクラスクラス28台・INDPクラス17台)で迎えた第2戦は、1周のフォーメーションののち午前8時にレッドシグナルが消えスタートの時を迎えた。
前⽇の予選でのセカンドベストタイムにより決まったグリッドは、フロントロウに⽩崎稜と佐藤樹のHYDRANGEA Kageyama Racingの2台が並び、2列⽬には昨⽇と位置を⼊れ替え、鈴⽊⽃輝哉と梅垣清のTGR-DC Racing School勢、そして3列⽬には森⼭冬星と岩崎有⽮⽃のB-MAX RACING TEAM勢と、第1戦とほぼ同じ顔ぶれが上位グリッドを占めたが、第1戦でスタートを失敗したフロントロウの2台だったが、この第2戦では好スタートを決めると⽩崎、佐藤が1-2を維持して1コーナーへ。これに鈴⽊⽃輝哉、梅垣、森⼭が続くが、岩崎はややポジションを下げ、代わって百瀬翔、洞地遼⼤、鈴⽊悠太らが岩崎の前に出る。
トップ⽩崎が逃げを打つ⼀⽅、2番⼿の佐藤が鈴⽊⽃輝哉、梅垣らをうまく抑え込み、オープニングラップを終えたところで⽩崎は早くも2秒ものリードを築くことに成功。佐藤、鈴⽊⽃輝哉、梅垣、森⼭と続き、6番⼿には百瀬を捕らえた洞地が浮上してきた。
ところが、上位陣が1コーナーをクリアした背後で複数のアクシデントが発⽣。松井啓⼈と翁⻑実希、熊⾕憲太と武藤雅奈が接触し1コーナー付近でストップしてしまい、第1戦に続いて早々にセーフティーカーが導⼊されることに。
このセーフティーカーは6周終了時にピットイン、レースは7周⽬からリスタートとなったが、トップ⽩崎はうまくリスタートを決めてトップをキープ。2番⼿佐藤も鈴⽊⽃輝哉の攻勢を凌いだが、その背後で梅垣が森⼭に1コーナーで先⾏を許す。さらにこの梅垣のインを百瀬が狙うが、ここで百瀬と梅垣が接触し、梅垣は7番⼿まで後退し、百瀬はフロントウイングのダメージでさらに⼤きく後退を余儀なくされる。
リスタートの7周⽬を終え、再び1.1秒のリードを築いた⽩崎の背後では、佐藤と鈴⽊⽃輝哉が接戦を演じるも、なかなか鈴⽊⽃輝哉が仕掛けるには⾄らない。そのうち4番⼿の森⼭がやや遅れ始め、その後⽅では洞地に追い上げてきた新原光太郎が接近戦を展開。8周⽬のホームストレートで並⾛した両者は、1〜2コーナーも並⾛した結果、コカコーラコーナーで新原が先⾏、5番⼿に躍進すると、洞地はこの9周⽬に梅垣にもかわされ7番⼿へとポジションを落とす。
10周⽬に約2秒のマージンを稼いだ⽩崎はさらに後半にかけてポースアップ。1分45秒台の好ペースで周回し、さらにリードを拡⼤していく。2番⼿の佐藤も鈴⽊⽃輝哉とのギャップをコンマ5〜6秒としつつも要所を締めて順位をキープ。この後⽅では新原と梅垣が接近、13周⽬には梅垣が新原を攻略し5番⼿を奪い、新原はさらに洞地にも逆転を許すことに。
最終的に3.4秒ものギャップを作った⽩崎は独⾛でポール・トゥ・ウイン。ガッツポーズで⾃⾝の初優勝を祝った。2位にも佐藤が⼊り、HYDRANGEA Kageyama Racingが初の1-2フィニッシュ。第1戦の覇者鈴⽊⽃輝哉が3位表彰台を⼿にし、森⼭、洞地、新原が4〜6位となった。なお梅垣は5番⼿でチェッカーも、⾛路外からの復帰⽅法違反により5秒のタイムペナルティーが科せられ、10位に降格となっている。
昨⽇と同じく、17台がスタートを迎えたインディペンデントクラス。この第2戦ではDRAGONがクラスポールポジションを⼿にし、中島功、KENTARO、⼩嶋禎⼀、KEN ALEX、今⽥信宏がトップ6グリッドを得た。
迎えたスタートでは、DRAGONがやや出遅れた⼀⽅で好スタートを切った中島がトップで1コーナーへ。さらにKENTAROが先⾏しかけたが、なんとかDRAGONが2番⼿でオープニングラップを終えるも、2周⽬にKENTAROがDRAGONをかわすことに。
しかし、前述した様にCHクラスで複数のアクシデントが発⽣したことでセーフティーカーが⼊ることとなり、中島、KENTARO、CHクラスを1台挟んでDRAGON、今⽥、またCHクラスを1台挟んでIKARI、SAKAI WILLIAMがトップ6というオーダーでセーフティーカーランが続いた。
6周終了時、7周⽬からレースはリスタートとなったが、8周⽬にDRAGONがKENTAROを捕らえて2番⼿に浮上、CHクラスが抜けたことでINDPクラス上位はガチンコの攻防となっていくが、⼀時2秒近くあったトップ中島と2番⼿DRAGONとのギャップが⾒る間に縮まると、12周⽬の1コーナーでついにDRAGONが中島をオーバーテイクしトップを奪う。
終盤の⼤逆転を演じたDRAGONは、そのまま逃げ切って今季初優勝。中島は惜しくも2位となり、3位にはKENTARO。以下今⽥、IKARI、SAKAI WILLIAMが4〜6位に⼊っている。