「(今回の)鈴鹿大会に向け準備してきたことが実って良かったし、チームにとっても最高の週末になりました。2戦連続ポール・トゥ・ウインが達成できて本当に嬉しいです。1周目のペースが速いことは分かっていて、そこでできるだけ離そうとしたのですが、森山選手のペースも良くてつめられてしまったのは反省すべき点。でも最後の方もペースを落とさず走れたことはポジティブに捉えています。今日はフィーリングも良かったし、セットもエンジニアさんと相談して変更したことがうまくはまった感じです。次の大会(8/3-4の富士大会)までの2ヵ月間、ライバルたちも改善を図ってくると思いますが、僕たちもしっかりやっていきます。また連勝できるよう頑張ります」
「スタートは自分も野村選手も良く、そこで順位を上げることはできませんでしたが、その後の序盤のペースは良かったと思います。でも後半はタイヤが厳しく、ペースが落ちてしまいました。内圧なのかカーバランスなのか、原因についてはこれからエンジニアさんと話をして確認したいです。一度シケインでロックアップして洞地選手に並ばれましたが、鈴鹿だから抜かれなかったものの、今回のペース差だと富士では絶対抜かれます。優勝するにはあと1歩足りないことを自覚して、次の富士(8/3-4開催)までにやれることをしっかりやって、次は自分が2連勝できるよう頑張ります」
「スタートは昨日(第3戦)よりも良かったですが、前の2人も同じように良くて抜くことができませんでした。その後、序盤は前の森山選手のペースが速かったのでしばらく様子を見て、後半仕掛けようと思っていました。その通りに後半になると自分のペースが上がってきて、逆に森山選手のペースが落ちてきたのでバトルを仕掛けました。でも抜ききれず、鈴鹿の難しさを改めて実感しました。やはり予選で前にいることが重要ですね。予選の組み立て方を見直して、今後のテストでは予選のシミュレーションを重視して進めたいと思います。次の大会(8/3-4の富士大会)は、まず1勝が目標。そこからチャンピオンを目指して頑張ります」
「スタートでストールした前のクルマにつまって今田選手に一度抜かれて、鈴鹿で抜き返すのは難しいかなと思っていたところ、2コーナーでは逆に今田選手がアウト側でつまって失速したので、その隙を突いてインに入って抜き返すことができました。その後は、セクター1は自分が速くセクター3以降は今田選手が速いという、2人のクルマのキャラクターが違ったことで、近づいたり離れたりの繰り返し。なので、自分がミスしない限り抜かれない自信はありました。最後まで逃げきれて良かったです。今田さんとは良いライバル関係。今後も今田さんが出られるレースはお互い楽しんで、良い戦いをしていきたいです」
「今日はスタートが抜群で、チャンピオンクラスも何台が抜くことができて“これはラッキー”とばかりに2コーナーに入っていったところ、つまってダートに押し出される格好になり、2位に逆戻り。今日のレースはそれが全て。行き場がなく、どうしようもなかったです。その後もペースは良かったのでDRAGON選手がミスすればチャンスはあったと思いますが、ミスはなく最後まで完全に抑え込まれました。でも昨日(第3戦)に続き、チーム(B-MAX)がワン・ツーフィニッシュを飾れて良かったです」
「スタートで1台抜かれたのですが、その後スピンなどで前2台が脱落して4位まで上がりました。その後、シケインでやや強引にオーバーテイクに行ったところ成功して3位に浮上することができました。去年は全然ダメでしたが、新しいクルマになって良い感じで乗れています。昨日(第3戦)は7位スタートから5位だったので、5位スタートの今日(第4戦)は“3位で表彰台だね”って周りから言われていましたが、まさか表彰台を獲得できるとは思っていませんでした。周りの期待通りに初表彰台が達成できて、ひと安心しています。次の富士(8/3-4開催)はあまり得意なコースではありませんが、また表彰台に乗れるよう頑張ります」