「木曜(練習日)は調子が良かったものの昨日(練習日)の段階でトップと差がついてしまったので、エンジニアさんと相談してセットアップを見直したことが、この予選の結果に繋がりました。微調整レベルですが、乗り味は大きく変わっていました。前回(開幕大会富士)は練習走行で良くて予選で崩れてしまったので、今回は予選に向けてセットアップすることを意識しました。少し遅めにコースインして、単独でクリーンな状態でアタックすることができたのも良かったかなと思います。去年は鈴鹿で表彰台はありましたが優勝はなかったので、2戦ともにポールから挑む今回の決勝は、良いスタートを切って2連勝したいと思います」
「セッティングがうまく行かず苦戦した木曜(練習日)から一転して、昨日(練習日)は絶好調。トップで2位にも差をつけることができましたが、調子が良すぎて今日に向けては微調整に留めた結果、路面が変化してアンダーに。予選ではそのクルマにうまく対応できなくて、タイヤがおいしい時にパフォーマンスを発揮できませんでした。ベストタイムはタイヤが落ちてきたときのタイムなので、もう少しうまく対応したかったです。(第3戦の)決勝では、まずはスタートで前に出て逃げ切りたい。そこで出られなくても、途中で逆転できるようなレースがしたいと思います。レースペース自体は良いと思うので、そうなるよう頑張ります」
「練習走行(木曜・金曜)は2日とも全然良くなかったのですが、最後の最後にセッティングが煮詰まって、行けそうな手ごたえを掴むことができました。でもやはり自分の中に不安要素があって、予選では若干ミスをしてしまいトップに届きませんでした。でもフィーリング自体は悪くないし、(第3戦、第4戦とも)優勝も狙えるグリッドからレースに挑めることになって良かったです。鈴鹿は抜けないしSC(セーフティーカー)が出る可能性も高いので、3番手スタートの今日のレースは(第3戦)しっかり表彰台を獲って、2番手スタートの明日(第4戦)はスタートを決めて、優勝したいです」
「(開幕の)富士大会に出られなかったので、ドライコンディションで新しいクルマに乗るのは今回が初めてでした。木曜(練習日)からいろんなセッティングを試してきましたが、チームにデータがあったおかげでうまく進めることができたと思います。予選では少しミスがありながらも、良いアタックができました。DRAGON選手に途中逆転されたので最後にもう1度アタックに行って、トップを奪い返すことができて良かったです。また、チーム(B-MAX)で2戦ともワン・ツーを獲れたことも良かったと思います。(第3戦、第4戦の)決勝でも2戦とも、ワンツーを決められるよう頑張ります」
「今回は、今田選手と2人(所属のB-MAXとして)で他のチームに勝つことが目標。その中で、予選ではどちらが前でもいいからワン・ツーを獲れたら�思っていました。うまく行って良かったです。練習走行(木曜・金曜)では、トップ3がなんとか狙えるくらいの感触だったので。(予選も)最後まで今田選手と良い勝負ができたことも良かったと思います。鈴鹿は抜けないので、(第3戦、第4戦の)レースではまずはスタートが勝負。でも他のチームにも負けたくないので、グリッド順のまま2人で1勝ずつというのが理想です」
「今年のクルマには(テストで)1回もてぎで乗って以来ずっと乗っていなくて、(木曜・金曜の)練習走行ではとにかくオーバー(ステア)がひどく、厳しい状況でした。そんな中、最後の最後にどうにかいけそうなセットアップを見つけて挑んだ予選だったのですが、ニュータイヤだと比較的良くて、そこそこのタイムが出せました。でもまだ置きに行っている(クルマなりに走っている)感じで、慣れるのには時間がかかりそうです。決勝については、経験値の面で前の2人(今田、DRAGON両選手)にはかなわないので、まずはスタートをうまく決められるかどうかがポイント。そこからどこまで行けるか。レース巧者の2人とクリーンなレースをしたいと思います」
「FIA-F4は今年デビューで、20分間でタイムを出すという予選を前大会の富士で初めて体験しました。そこでは20分間でタイヤをどうコントロールしていけば良いのかが分からず苦戦しましたが、今回は練習走行(木曜・金曜の)でしっかりシミュレーションして、少し分かってきた感じです。今後さらに、技術を磨いていきたいと思います。レースは、スタートがすごく難しいと感じているし、まだ今の時点で高い目標は言えませんが、強豪たちとレースができることを楽しみたいと思います」