REPORTS | 第7戦・第8戦 鈴鹿サーキット(開催延期)

2024 第8戦 鈴鹿 決勝レポート

洞地が再車検でまさかの失格、優勝は新原光太郎!INDPは鳥羽が連勝、タイトルはDRAGONが獲得

ついに初勝利を手にすることとなった#16新原光太郎

台風直撃による日程変更のため、今季最終戦となった第8戦決勝は12月8日(日)の午前8時15分にフォーメーションラップが開始された。
この日もポールポジションは洞地遼大。前日に行われた第7戦でチャンピオンを獲得した野村勇斗が2番グリッドに並び、2列目には森山冬星と新原光太郎、そして3列目には佐野雄城と梅垣清に続く上位グリッドで、この日も2周フォーメーションを終えたのち、午前8時22分にレッドシグナルが消灯した。

ここまでポールポジションを獲得も、幾度もスタートでライバル勢の後塵を拝していた洞地だったが、この第8戦は好スタート。背後から迫る野村、新原、森山らを抑えてトップで1コーナーへ。その洞地の背後では野村が2番手をキープも、S字で新原が森山をパスして3番手に浮上を果たす。

洞地が再車検でまさかの失格、優勝は新原光太郎!INDPは鳥羽が連勝、タイトルはDRAGONが獲得

第8戦決勝のスタート。#51洞地がホールショットを奪ったが……

上位陣はこのオーダーのまま、洞地、野村、新原、森山、佐野、梅垣というトップ6でオープニングラップを終え2周目に入ったが、7番グリッドからスタートながらも佐藤凛太郎の先行を許し、8番手に後退していた大宮賢人がS字で単独スピンを喫し、グラベルにスタックしてしまう。

このため、この第7戦でも早々にセーフティーカーが導入されることとなったが、この車両回収は迅速に行われ、3周目にはセーフティーカーが消灯し3周終了時/4周目からレースはリスタートとなったが、トップの洞地は130R手前からうまく加速しトップをキープすることに成功するが、その背後では2番手の野村に新原が肉薄。スリップを活かした新原が1コーナーで野村を捕らえて2番手を奪う。

ところが、その後方で9番手を争っていた白崎稜と清水啓伸が1コーナーで接触、直後にいた卜部和久も含め、3台が絡み合うようにコースアウトしてしまう。この3台の車両を回収するべく、すぐさまセーフティーカーがコースに戻ることになってしまった。

洞地が再車検でまさかの失格、優勝は新原光太郎!INDPは鳥羽が連勝、タイトルはDRAGONが獲得

新王者#50野村は最終戦2位。今週末好調だった#62森山は3位となった

ここでの車両回収が終了し、セーフティーカーが消灯したのが8周終了時/9周目。ここのリスタートでもトップの洞地はうまくポジションをキープ。新原、野村、森山、佐野、梅垣、さらには佐藤凛太郎、鈴木斗輝哉、熊谷憲太、佐藤樹までがトップ10という形でレースは終盤戦に向かったが、徐々に洞地が新原以下を引き離していく中、ファイナルラップの1コーナーでは梅垣が佐野をオーバーテイクし5番手に浮上を果たす。

上位陣にはそれ以上の変動はなく、洞地が最終戦で見事なレース運びでトップチェッカーを受け、暫定表彰も滞りなく行われたが、なんと決勝後の再車検で洞地の車両重量がわずかに足りていなかったために洞地は無念の失格に。この結果、繰り上がりながらも新原が初となる優勝を飾り、2位に野村、3位には森山が入ることに。さらには梅垣、佐野、佐藤凛太郎が4〜6位という結果となった。

洞地が再車検でまさかの失格、優勝は新原光太郎!INDPは鳥羽が連勝、タイトルはDRAGONが獲得

暫定表彰では2位での表彰となった新原だが、その後自身の初優勝を知ることに

洞地が再車検でまさかの失格、優勝は新原光太郎!INDPは鳥羽が連勝、タイトルはDRAGONが獲得

“勝てばチャンピオン”の#44今田が猛追も、インディペンデントクラスで連勝となった#63鳥羽豊

チャンピオン争いが最終戦に持ち越されていたインディペンデントクラスでは、ポールポジションをKEN ALEXが奪い、予選2番手には鳥羽豊。そして逆転タイトルの可能性を残す今田信宏が3番グリッド、5.5ポイント差でランキング首位に立つDRAGONが4番グリッド、さらにKENTARO、赤松昌一朗が予選5〜6番手でこの第8戦に臨むこととなった。

洞地が再車検でまさかの失格、優勝は新原光太郎!INDPは鳥羽が連勝、タイトルはDRAGONが獲得

終始#44今田の背後につけた#30DRAGONが今季のチャンピオンに

迎えたスタートでは、ポールポジションのKEN ALEXがまさかのストールに見舞われ大きく後退する中、クラストップに立ったのは鳥羽。2番手につける今田、3番手で追走するDRAGON、さらには中島功、植田正幸、齋藤真紀雄までがトップ6となるが、1周目にセーフティーカーが導入される。
そのリスタート直後から徐々に鳥羽が抜け出そうとするが、今田、DRAGONもくらいつき、鳥羽も前日の第7戦のような楽な展開に持ち込めない。

洞地が再車検でまさかの失格、優勝は新原光太郎!INDPは鳥羽が連勝、タイトルはDRAGONが獲得

フィニッシュ後、健闘を讃えあう今田とDRAGON

さらに4周目に再びセーフティーカーが入り、2度目の再開後から再びトップ3の攻防が始まったが、トップに立てば自力での逆転チャンピオンとなる今田が鳥羽に迫るものの、鳥羽も隙を与えず攻防はファイナルラップへ。
最後テール・トゥ・ノーズ状態にまで肉薄した今田だったが、結局逆転はならず鳥羽が連勝となるトップチェッカー。今田が2位、DRAGONが3位となったことで、2.5ポイント差でDRAGONが今季のインディペンデントクラスチャンピオンを獲得することとなった。
このトップ3に続いて、中島、植田、齋藤が4〜6位で最終戦を締め括っている。

洞地が再車検でまさかの失格、優勝は新原光太郎!INDPは鳥羽が連勝、タイトルはDRAGONが獲得

インディペンデントクラス初年度、最後の表彰台は鳥羽、今田、DRAGONの3人

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