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2024 第13戦 もてぎ 決勝レポート

野村勇斗が雨のもてぎでまたも逆転で連勝!INDP、第13戦は今田信宏が逆襲の4勝目飾る

スタートでまたも逆転、雨のもてぎで連勝を飾った#50野村勇斗

断続的に降り続ける雨の中、第11戦決勝に続いて第13戦決勝もまたフルウェットでの戦いとなった。SUPER GTの公式練習時に比べれば、またもFIA-F4のスタート進行の頃には雨量も少なかったことから、この第13戦も第11戦同様にスタンディングスタートでの戦いとなった。

第11戦ではスタートでポジションを下げ、苦杯を舐めた洞地遼大が再びポールポジションからのスタート。これに野村勇斗、新原光太郎、白崎稜、大宮賢人、清水啓伸、佐藤樹、梅垣清、佐藤凛太郎、そして卜部和久までがグリッドのトップ10に続いたが、午後零時44分にレッドシグナルが消えると、またもポールの洞地の動き出しは鈍く、代わって2番グリッドから野村が飛び出して1コーナーを制し、さらに2番手には3番手スタートの新原が浮上。洞地は3番手に後退し、その背後では白崎と大宮が4番手を争う状況となったが、3コーナーでは大宮が白崎の前に出る。

野村勇斗が雨のもてぎでまたも逆転で連勝!INDP、第13戦は今田信宏が逆襲の4勝目飾る

第13戦決勝のスタート。PPの#51洞地が出遅れ、#50野村、#16新原が1コーナーで前に

トップに立った野村には、テール・トゥ・ノーズ状態で新原が肉薄。第11戦では思うように走れなかった新原だが、この第13戦ではスタート直後から元気なところを見せるが、野村も要所を押さえてトップを死守。新原の背後からは洞地も肉薄し、序盤は三つ巴のトップ争いとなっ�いく。しかし、オープニングラップをコンマ4秒差の首位で終えた野村は、2周目に後続を突き放しにかかり、2周終了時には新原に1秒3のギャップを築く。このトップ3の後方では、大宮、白崎と続き、さらには卜部、梅垣、佐野雄城、佐藤凛太郎、鈴木斗輝哉らが数珠繋ぎとなり、各所で接近戦が展開される。

3周目に1秒5、4周目に1秒8と、着実に2番手新原とのギャップを拡大しつつあった野村だったが、3周目の最終コーナー立ち上がりで清水啓伸が佐藤凛太郎に追突してしまい、佐藤凛太郎がスピン。清水もアウト側グラベルにコースアウトしたが、直後につけていた森山冬星も絡み合ってコースアウト。清水はコース復帰を果たしたものの、森山はグラベルにスタックしてしまったために、ここでセーフティーカーが導入されることとなった。

野村勇斗が雨のもてぎでまたも逆転で連勝!INDP、第13戦は今田信宏が逆襲の4勝目飾る

第13戦決勝のスタート。PPの#51洞地が出遅れ、#50野村、#16新原が1コーナーで前に

このセーフティーカーによって、築いていたマージンを失うこととなった野村だったが、7周終了時、8周目のリスタートでも落ち着いてトップをキープ。これに新原、洞地、大宮が続いたが、リスタート時の最終立ち上がりで白崎はコースオフしてしまったことで、卜部、梅垣、佐野が5〜7番手に浮上し白崎は8番手に後退。しかし白崎は8周目に佐野を捕らえて7番手にひとつポジションを戻す。

ところが、8周目にヘアピンで熊谷憲太がコースアウトしグラベルにスタックしてしまったことで、またもセーフティーカーが入る。再び1秒半ほどのリードを作っていた野村にとっては無情のセーフティーカー再登場だったが、10周終了時、11周目に迎えたリスタートでも再び野村はトップを守ってスパート。新原、洞地は2〜3番手で追走も、野村には一歩届かず。

2度のセーフティーカーランが入ったこともあり、12周目走行中に最大時間の30分を経過したために、本来の13周ではなくこの12周目がファイナルラップに。
結局野村が第11戦の再現のような雨中の逆転劇で連勝、今季5勝目をマーク。新原が2位、3位には洞地となり、4〜6位には大宮、卜部、梅垣が続いた。

野村勇斗が雨のもてぎでまたも逆転で連勝!INDP、第13戦は今田信宏が逆襲の4勝目飾る

残り3戦でポイントリードを拡大した野村。洞地は新原の後塵を拝し、タイトルに向け厳しい状況となった

野村勇斗が雨のもてぎでまたも逆転で連勝!INDP、第13戦は今田信宏が逆襲の4勝目飾る

先行したDRAGONが後退、インディペンデントクラスを制したのは#44今田信宏だった

同じく、またもウェットレースとなったインディペンデントクラス。この第13戦では今田信宏がポールポジションとなり、DRAGON、KENTARO、KEN ALEX、植田正幸、IKARIがグリッドのトップ6であった。

しかし、レッドシグナルが消えるとポールポジションの今田の動き出しが鈍く、DRAGON、KENTAROが今田に並びかける状況に。結局1コーナーではDRAGONが今田に先行し、アウト側に今田、イン側にKENTAROが併走する形で2番手を争って2コーナーを立ち上がるが、3〜4コーナーで2番手を今田がキープした一方、KEN ALEXがクラス3番手に浮上することとなり、さらに6番手までポジションを下げたKENTAROをかわした鳥羽豊、植田が1周目にクラス4〜5番手につける。
2周目を終え、DRAGON、今田、KEN ALEX、チャンピオンクラスの車両を挟んで鳥羽、植田に続いたのは齋藤真紀雄。KENTAROは11番手まで大きくポジションを下げてしまう。

野村勇斗が雨のもてぎでまたも逆転で連勝!INDP、第13戦は今田信宏が逆襲の4勝目飾る

最終ラップに2位をもぎ取った#63鳥羽豊

4周目、アクシデントも絡んでチャンピオンクラスの車両2台の前に出ることに成功したDRAGONは、2番手今田との間に大きなマージンを確保。かなり有利な状況に持ち込めたDRAGONだったが、5周目に入ったセーフティーカー後のリスタートとなった8周目、5コーナー立ち上がりで痛恨のスピンを喫してしまい、レースに復帰も大きくポジションを下げることとなり、代わって今田がクラストップの座を奪う。

トップに立った今田は、同様にチャンピオンクラスの車両を緩衝帯としつつ、クラス2番手のKEN ALEX、3番手の鳥羽らに対しセーフティーリードを築く。

2度目のセーフティーカーラン&リスタートもうまくこなした今田は、第11戦に続いて連勝を飾ることとなり、ポジションを挽回も7位となったDRAGONを逆転しインディペンデントクラスのポイントリーダーに躍り出ることとなった。
なお、最終ラップに逆転を果たした鳥羽が2位となり、KEN ALEXは3位でチェッカー。4位は中島功、IKARIが5番手でチェッカーもSC中のコースオフのためにタイムペナルティーを受け降格となったことで、齋藤が5位、大山正芳が6位となっている。

野村勇斗が雨のもてぎでまたも逆転で連勝!INDP、第13戦は今田信宏が逆襲の4勝目飾る

この勝利でDRAGONを逆転、今田がインディペンデントクラスのポイントリーダーに

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