2024シーズン最初のポールシッターは新原光太郎
Haloを備えたGen.2車両の導入、チャンピオンクラス(CHクラス)、インディペンデントクラス(INDPクラス)の2クラス制への移行など、シリーズ10周年目の節目に新たなスタートを切ったFIA-F4選手権。そのシリーズ開幕大会は、今年もこのゴールデンウィークの富士スピードウェイが舞台となった。
非常に寒い水曜の走行に始まり、天候回復した木曜を経て、5月3日金曜に迎えた公式予選は、快晴の空の下で午前7時45分、チャンピオンクラスのアタックから幕を開けた。
森山冬星は、第1戦は2番手も第2戦ではPPをゲット
22台がエントリーしたチャンピオンクラス。セッション開始と同時にほぼ全車がコースインとなったが、洞地遼大はホイールが緩んだためにすぐピットへ戻ることに。その他の車両は連続周回に入り、計測が始まる2周目には1分47秒台のタイムがモニター上位に並ぶが、翌周には野村勇斗が1分46秒772で首位に立ち、さらにこのタイムを大宮賢人、森山冬星が上回っていく。
4周目にはさらにレベルが上がり、45秒台の争いとなっていくが、ここで上位争いに新原光太郎が加わって来る。5周目には野村が1分45秒432を刻んで首位に返り咲くと、森山、そして佐野雄城、白崎稜、佐藤樹らも上位争いに絡み始めるなど、激しい攻防の様相に。
トレーニング走行で好調の野村勇斗は第1戦3番手、第2戦で4番手
6周目となると、1分45秒319をマークした佐野がトップに浮上。これを野村、白崎、森山、そして清水啓伸、大宮が追う展開となるが、翌7周目に1分45秒254で首位に立ったのは新原だったが、すぐさま森山が1分45秒123でこれを上回りモニターのトップに立つ。
翌周にはトップ2に変動はなかったものの、続く9周目に新原が1分44秒948と、唯一の44秒台を叩き出すことに成功。残り5分を切ったところで新原がトップに浮上を果たす。
佐野は4番手・3番手と2列目を確保
残り時間もほとんどの車両がアタックを続けたものの、上位には大きな変動はないまま午前8時05分にチェッカーを迎え、新原が初のポールポジションを獲得し、森山が2番手。野村、佐野、清水が続き、6番手には序盤のトラブルから遅れてのアタック開始となった洞地が入った。
なお、セカンドベストで決まる第2戦では森山がポールシッターとなり、新原は2番手。これに佐野、野村、大宮、清水が続くこととなっている。
トインディペンデントクラスとしての初戦、ポールポジションを奪ったDRAGON
チャンピオンクラス予選に続いて、午前8時20分にコースイン開始となったインディペンデントクラス予選。エントリーは15台であったが、3台が出走を取りやめたことで、今大会は12台での攻防となった。
これが初となるインディペンデントクラス独自の予選セッションは、コースイン開始とともに各車ピットアウト。チャンピオンクラス同様に徐々にタイムを上げていくこととなったが、序盤からモニター上位につけたのはIKARI、仲尾恵史、そして大山正芳ら。他車との間合いを開け、タイミングをずらしてアタックする形となったDRAGONがこれに続く。
3周目にはIKARIが1分48秒693でトップに立つと、49秒台のタイムで仲尾、大山が続き、その直後に齋藤真紀雄が1分49秒730で大山をかわして3番手に浮上するが、翌周齋藤はエンジントラブルに見舞われ、コースサイドにマシンを止めてしまうこと。やや遅れて、DRAGONが1分48秒746でIKARIに迫る2番手に再度つける。
IKARIはさらに1分48秒344とタイムを上げるが、今度は仲尾が1分48秒081で逆転しトップに浮上。しかし、DRAGONが1分47秒981を叩き出し、再び首位の座を奪い返す。
仲尾恵史は第1戦で2番手、第2戦でPPと、共にフロントロウを獲得
5周目には再びIKARIが1分47秒974で首位に返り咲きも、再びDRAGONが1分47秒809でトップを奪還。ここから47秒台の攻防がIKARI、仲尾、DRAGONの3台によって続けられるが、終盤にはこれにKENTARO、KEN ALEXも加わる気配を見せたものの、9周目にDRAGONがついに1分46秒963をマークして46秒台に突入。
11周目のラストラップに仲尾も1分46秒978を絞り出したが、DRAGONには届かず、そのままDRAGONがポールポジションを獲得し仲尾、IKARI、KENTARO、KEN ALEX、そして小谷素弘がトップ6に。
IKARIは序盤から精力的にアタック、手堅く3番手を獲得
一方、セカンドベストタイムで決まる第2戦は仲尾がポールポジションとなり、DRAGONが2番手。IKARI、KENTARO、KEN ALEX、そして赤松昌一朗が6番手までに並んだ。