REPORTS | 第13戦・第14戦 モビリティリゾートもてぎ

2026 第13戦・第14戦 もてぎ 予選レポート

CHクラスは酒井涼がダブルポール獲得! INDPクラスは鳥羽豊が逆転ポールシッターに

 例年かなりの冷え込みを見せる最終大会のもてぎながら、今年は朝晩こそそれなりに気温が下がるものの、11月6日(金)に行われた公式予選は晩秋とはいえ気温23℃を超える陽気の中で行われた。





 前日木曜のトレーニング走行は終始ウェット〜ダンプコンディションということで、各車ともに本格的なドライタイヤでの走行はこの日朝のOTGトレーニング1本のみという状況で、午後の公式予選に臨んだ。





■チャンピオンクラス予選



 今大会、土曜にSUPER GTの第3戦、日曜に同じく第8戦と2つの決勝が組み込まれたことで、通常大会とは異なり金曜午前にSUPER GTの専有走行が行われることとなり、FIA-F4選手権の公式予選は、このSUPER GTの走行から約2時間後の午後1時のコースインとなった。
 まずは28台が出走するチャンピオンクラス(以下CHクラス)の公式予選が始まったが、もてぎ大会の場合はピット出口先のタワー横第2ゲートからのコースインとなるため、1周目の計測が行われたのは午後1時04分過ぎとなってから。

 この計測1周目はまず三浦柚貴が1分58秒575でモニターのトップに立つと、これに濱邊誠己が1分59秒578で続くも、白崎稜が1分59秒267で上回って2番手に。
 しかし、すぐさま酒井龍太郎が1分58秒303でトップタイムを更新すると、Lu You Deが1分59秒257で2番手に。豊島里空斗や石井大雅らも59秒台前半のタイムで続くこととなるが、計測2周目に入ると争いは1分57秒台へ。





 まず三浦が1分57秒559で首位に返り咲くと、これを濱邊が1分57秒552で逆転。しかし、直後に酒井涼が1分57秒307で再逆転し、トップに躍り出る。同様のタイミングで白崎が1分57秒759で4番手、寺島知毅が1分57秒801で5番手に続くが、落合蓮音が1分57秒681でこのふたりを上回って4番手につける。




 さらに直後に中里龍昇が1分57秒475をマークして一気に2番手にポジションを上げるが、この頃からさらにペースアップが始まり、午後1時08分に三浦が1分57秒271で首位を奪い返したのを合図に、武藤雅奈が1分57秒238でこれを逆転するが、またも直後に酒井涼が57秒を切り1分56秒948でトップを奪い返す。
 この酒井涼には鈴木悠太が1分56秒989で迫り、さらに鈴木恵武も1分57秒196で3番手に浮上し追随。この鈴木恵武のタイムを箕浦稜己が1分57秒030で上回るなど、トップ6の順位が激しく変動することに。




 しかし、高い路気温の影響か、このあたりから武藤、白崎、鈴木恵武、さらには塩田惣一朗、黒沢和真といった上位陣はタイム更新はするものの、なかなか酒井涼のタイムに届かない時間帯が続く。





 すると午後1時12分、酒井涼が6周目に自身のトップタイムを更新する1分56秒749を叩き出し首位固めに成功。その後黒沢が1分56秒922で2番手につけ、そのタイムを白崎が1分56秒916と僅差で逆転し2番手を奪うも、そのまま酒井涼のトップタイムを逆転するドライバーは現れずチェッカー。





 この結果、第13戦予選では開幕大会の富士以来となるポールを酒井涼が獲得。白崎、黒沢、鈴木恵武、塩田、鈴木悠太がトップ6となった。

 また、セカンドベストで決まる第14戦予選でもポールシッターは酒井涼が手中に納め、白崎、黒沢、鈴木恵武までのトップ4は第13戦予選と同じ顔ぶれとなり、5番手に中井陽斗、6番手に鈴木悠太が続いた。









■インディペンデントクラス予選





 CHクラスの公式予選が終了、その10分後のコースイン開始となったインディペンデントクラス公式予選。こちらは通常であればセカンドベストで2レース目のグリッドを決める形だが、今大会のインディペンデントクラスは決勝が第13戦の1回のみ。このため、2つ好タイムを確保する必要はなく、1度のベストタイム奪取に集中する格好となった。





 ところが、コースイン開始から各車が計測ラップ1周目を終えた午後1時35分、さぁここからというタイミングで佐々木祐一のマシンがトラブルに見舞われ、ホームストレートでスローダウン、ピット出口付近でストップしてしまう。
 これにより、セッションは開始ほどなくして赤旗中断となり、佐々木の車両が回収されることに。
 結局、INDPクラスの公式予選は午後1時38分、残り14分22秒で再開されることとなった。






 最初の計測では鳥羽豊がマークした2分00秒110を筆頭に、まだまだこれからという状況で、残り時間も充分とあって、この再開後に激しい攻防が予想されたが、その通り午後1時41分あたりから、まずはKENTAROが1分58秒889でトップに立つと、これに1分59秒093の鳥羽が追従。さらにIKARI、WILLIAM、赤松昌一朗、清水康弘らが1分59秒台中盤のタイムでトップ6を形成する。





 翌周、KENTAROは1分58秒744を刻んでトップタイムを更新。これに鳥羽が1分58秒890で再び肉薄も、午後1時44分に清水が1分58秒860で鳥羽を上回って2番手に浮上する。
 さらに翌周にはKENTAROが1分58秒325へとタイムアップ。鳥羽もタイムを1分58秒835に詰めて2番手を奪還するが、KENTAROはこれを突き放すかのように1分58秒287、1分58秒284とギリギリのアタックを続けてポールポジションを確固たるものとしていく。




 一方の2番手争いは清水、鳥羽、さらにはWILLIAM、齋藤真紀雄らが周回ごとにポジションを入れ替えるも、午後1時52分のチェッカー定時時点までは、KENTAROのトップタイムを更新するドライバーは現れず。このままKENTAROがポールポジションを獲得かと思われたが、なんとチェッカーが出されたファイナルラップで鳥羽が1分58秒217を絞り出し、最後の最後でKENTAROを逆転することに。





 これで今季最終戦のポールシッターは鳥羽が奪うこととなり、KENTAROは惜しくも2番手に。以下、齋藤、WILLIAM、清水、そして赤松までがトップ6という結果となった。













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