これで今季3度目のダブルポール獲得となった#51洞地遼大
かなりの冷え込みを見せるも、好天に恵まれた12月7日(土)。午前8時05分からドライコンディションでチャンピオンクラスの公式予選がスタートした。
季節柄コンディションが良く、前日のトレーニング走行から好タイムが連発していたが、この公式予選でも予想通りのアタック合戦が展開されることとなったが、まずコースイン開始からしばらくは冷えた路面でのタイヤのウォームアップに各車集中する流れに。それでも、鈴木斗輝哉、村田将輝などは3周目から2分09秒台に入れてくる。
野村勇斗はタイトル獲得に向けてフロントロウを確保
午前8時14分、上位陣が4周目になるあたりからモニター上位にまずまずのタイムが並び始める中、2分07秒922でトップに立ったのは新原光太郎。これに鈴木、大宮賢人、森山冬星らが続いていく。5周目に入ると、ポイントリーダーの野村勇斗が2分07秒447でトップに立つも、すぐ背後でアタックしていた洞地遼大が2分07秒094をマークして首位に。これに佐野雄城、森山、大宮、清水啓伸らが続いていく。
しかし、トップに立った洞地は絶好調。翌周にはただひとり2分06秒737のレコードタイムをマークすると、その翌周にも2分06秒930を刻むと、さらに2分06秒775と、立て続けに06秒台を叩き出すと、07秒台に止まるライバル勢を置き去りにしての堂々のダブルポールポジションを獲得。わずかに残る逆転タイトルへの望みを手繰り寄せる好アタックを見せた。
好調の新原光太郎は2戦ともに予選は2列目につけた
この洞地に喰らいついたのは野村。終盤に絞り出すようにタイムを刻んで、2分07秒009、2分07秒127を揃えてフロントロウを確保。3番手には第7戦予選では新原、第8戦予選は森山が続き、4番手には第7戦予選で佐野、第8戦予選では新原がぞれぞれ並ぶこととなった。
なお、グリッド3列目には第7戦では森山と大宮が、第8戦では佐野と梅垣清が続いている。
復調を感じさせるアタックを見せた森山冬星
チャンピオン争いとしては野村が41ポイントと大きくリードしており、ダブルポールを手にしたランキング2位の洞地がたとえ今大会で連勝しても、野村は9ポイントを獲得すれば自力での戴冠を決めることとなる状況だが、午後の決勝でどのような展開となるか注目が集まる。
セッション終盤の好アタックで逆転、第7戦で今季ポールを獲得した鳥羽豊
オンタイムとなる午前8時35分、コースイン開始となったインディペンデントクラスの公式予選。ピット出口にブルーランプが点ると、各車いっせいにピットを離れていくが、先頭車両がシケインを立ち上がったあたりで、いきなりの赤旗が提示される。今大会復帰となった小嶋禎一がヘアピンでスピンを喫し、縁石上で亀の子状態となってしまったのだ。
この車両回収のために赤旗となったわけだが、タイミング的に全車が計測ラップに入ることなくそのままピットに戻ることとなり、インディペンデントクラスの予選アタックは午前8時44分の再開となり、残り17分26秒での仕切り直しとなった。
セッションが再開されると、序盤から好タイムをマークしていったのはランキング首位をいくDRAGON。上位陣がタイヤのウォームアップを行い2分11〜12秒台に止まる中で、4周目となり午前8時53分には2分10秒551をマークしてみせる。2番手にはDRAGONに次ぐランキング2位につけ、逆転タイトルを目指す今田信宏、さらには赤松昌一朗、鳥羽豊といったメンバーが続いていくが、翌5周目にはDRAGONが2分10秒003とさらにタイムアップも、今田が2分10秒529で2番手浮上も、間髪を入れず鳥羽が2分10秒426で2番手を奪う。
ダブルポールはならなかったが、第8戦で見事初PPを手にしたKEN ALEX
この上位陣の一団から少し離れた位置でアタックを敢行していたのはKEN ALEX。KEN ALEXは、午前8時57分に2分10秒848を刻んで4番手につけると、翌周のアタックでDRAGONが10秒台を切って2分09秒981に突入、後続が10秒台前半に並ぶ中で、午前8時59分に2分09秒706を叩き出し、一気にモニターの首位に躍り出る。
このKEN ALEXのタイムを再逆転するべく、残り2分というあたりでDRAGONも2分09秒942にタイムアップし2番手を確保かと思われたが、続いて今田が2分09秒802で2番手を奪取。しかし、すぐさま鳥羽が2分09秒764をマークし、2番手につけるとともにKEN ALEXに肉薄する。
逆転タイトルに向けDRAGONより前のグリッドを得た今田信宏
ファイナルラップのアタックで、KEN ALEXはさらに大きくタイムアップするペースで周回していたものの、最終セクションでクリアに恵まれず。それでも2分09秒498にタイムを上げたKEN ALEXだったが、ラストアタックを決めた鳥羽が2分09秒126を
叩き出し、逆転でのトップタイムを奪うこととなった。
この結果、第7戦予選では鳥羽が今季初となるポールシッターとなり、KEN ALEX、今田、KENTARO、DRAGON、そして赤松までがトップ6。第8戦では、KEN ALEXが自身初となるポールポジションを獲得し、鳥羽が2番手。以下、今田、DRAGON、KENTARO、赤松が3列目までに並ぶことなっている。
なお、このあと午後0時45分から第7戦決勝が予定されている。