8月の富士大会に続いてのダブルポールを奪った#51洞地遼大
悪天候の影響でAP大会で中止となった第11戦が急遽盛り込まれ、久々の3レース制大会となった今回のもてぎ。そのため、この大会ではFIA-F4では珍しく金曜午後に公式予選が設定されることとなり、午後2時45分からチャンピオンクラス、午後3時15分からインディペンデントクラスの公式予選がそれぞれ行われることとなった。
予報で明日は雨の可能性が伝えられる中、金曜午後のもてぎの空はどんよりとした曇り空。それでもドライコンディションのまま、午後2時45分からまずはチャンピオンクラスの公式予選が20分間で行われた。
トレーニング走行から好調の新原光太郎は僅差で惜しくもPPに届かず
19台のチャンピオンクラスのマシンがオンタイムで一斉にコースに飛び出していき、最初の計測ラップとなる2周目には、梅垣清が2分00秒749でモニターのトップにつけ、同じく2分00秒台のタイムで村田将輝が2番手に続くも、3番手の鈴木斗輝哉以下は2分01秒台という状況で、まだまだ各車ニュータイヤの皮剥きとウォームアップに集中という格好。
しかし、それでも翌3周目には徐々にレベルが上がり始め、まずは洞地遼大が1分58秒667をマークしてトップに立ち、梅垣が1分59秒083で2番手に。さらに新原光太郎、大宮賢人、佐藤凛太郎、白崎稜らが1分59秒台のタイムで上位に並んでいく。
ポイントリーダーの野村勇斗は第11戦で3番手、第13戦では2番手に
すると、翌4周目にはさらにこの傾向が進み、野村勇斗が1分58秒414でトップに浮上も、これを新原が1分58秒051で逆転。さらに白崎が1分58秒393で2番手に。さらに大宮、佐藤凛太郎も1分58秒台に続く。
開始から10分が経過した午後2時55分、野村が1分57秒853を刻んで58秒を切りトップに再浮上。しかし、その直後にチームメイトの洞地が1分57秒786で逆転しトップに。新原も1分57秒994で3番手につけるなど、上位は57秒台の争いになっていく。
第11戦、第13戦ともに4番手と2列目グリッドを確保した白崎稜
この後、野村、新原らがベストタイムを更新も洞地のタイムにはわずかに及ばず、このまま洞地が逃げ切るかと思われたが、午後2時59分に新原が7周目に1分57秒779を叩き出し、モニターのトップに返り咲く。
しかし、午後3時01分に洞地が1分57秒713を絞り出すことに成功。ふたたび新原をかわして首位に立つと、その後上位陣ではタイム更新はならず、そのまま洞地が8月の富士大会以来となるダブルポールを獲得することとなった。
惜しくも届かなかった新原が第11戦で2番手、第13戦で3番手、野村が第11戦で3番手、第13戦で2番手となり、第11戦、第13戦ともに4〜6番手には白崎、大宮、そして清水啓伸が続く結果となった。
第11戦インディペンデントクラスでDRAGONがポールポジション獲得
チャンピオンクラスの公式予選が終了してから10分後、午後3時15分のコースインとなったインディペンデントクラスの公式予選も、チャンピオンクラスに負けず劣らず緊迫したトップタイムをめぐる攻防が展開された。
コースイン直後、インディペンデントクラスでは鳥羽豊、齋藤真紀雄、IKARI、KENTAROらが2分01秒〜02秒台で上位を形成することとなるが、チャンピオンクラス同様にすぐにレベルアップが始まり、やや遅れてのコースインを選択した今田信宏が午後3時23分に2分00秒665でモニターのトップに躍り出ると、これにKEN ALEX、DRAGONらが2分00秒台後半のタイムで続く格好となった。
トップの今田は翌4周目に2分00秒235とタイムを伸ばすが、午後3時25分にはKEN ALEXが2分00秒201でこれを逆転、モニターのトップに躍り出る。
DRAGONとPPを分け合うこととなった今田。第13戦ではポールシッターに
しかしKEN ALEXの首位の座も長くは続かず、午後3時26分にはDRAGONが2分00秒091で逆転し、このセッション初のトップに立つと、翌周には1分59秒842と2分を切る好タイムを刻んでいく。しかし、ここからDRAGONと激しい首位争いを演じたのはチームメイトの今田。今田は午後3時29分に1分59秒838でDRAGONから首位の座を奪うことに成功するが、DRAGONも午後3時30分に1分59秒815と僅差で今田のタイムを再逆転する。
ところが今田も翌周、返す刀で1分59秒695をマークし、いったんDRAGONを突き放したかに見えたが、午後3時32分にDRAGONが1分59秒587を叩き出して再逆転してみせる。
ランキング3位のKENTAROは第11戦で4番手、第13戦では3番手
ラスト1分となったところで、この59秒台の攻防に植田正幸が1分59秒943で加わったものの、最後は最終コーナー立ち上がりでスピン車両が出たことで黄旗区間が発生し、各車最後のアタックは不発という形に。
この結果、ベストタイムで決まる第11戦予選ではDRAGONがポールポジションを獲得し、2番手に今田、3番手に植田が続き、さらにKENTARO、KEN ALEX、鳥羽までがトップ6に。また、セカンドベストで決まる第13戦では、今田がポールシッターとなり、DRAGON、KENTARO、KEN ALEX、植田、IKARIがトップ6という顔ぶれとなった。
なお、明日の11月2日土曜は朝に第11戦決勝、午後に第13戦決勝と、2レースが予定されている。