午後5時コースイン開始と、通常⼤会よりもかなり遅い時間帯のレースとなった前⽇の第4戦決勝から⼀転、8⽉3⽇の第5戦決勝は真夏の⽇差しが眩しい午前9時40分のコースイン開始となった。
第4戦同様、ドライコンディションで迎えた第5戦も、ポールポジションは佐藤樹。予選2番⼿に新原光太郎、3番⼿に⽩崎稜、4番⼿に百瀬翔、3列⽬には森⼭冬星と岩崎有⽮⽃が並び、ここまでは第4戦とまったく同じ並びとなり、4列⽬には洞地遼⼤、迫隆眞が第4戦とポジションを⼊れ替える形で並んだ。
午前9時59分、レッドシグナルが消灯し各⾞がいっせいにスタートしたが、ここで好スタートを決めたのは2番グリッドの新原。PPの佐藤に並びかけると、1コーナーでホールショットを奪う。この新原に佐藤、⽩崎、百瀬、森⼭とグリッド順通りに続き、洞地が岩崎をかわして6番⼿に浮上する。
このままオープニングラップを制した新原だったが、その背後にはぴたりと佐藤が追⾛。スリップを活かした佐藤は、2周⽬の1コーナーでアウトから新原に並びかけると、そのまま並⾛しコカ・コーラコーナーで逆転に成功する。2番⼿に後退した新原には100Rで⽩崎が並びかけるが、ここは新原がポジションを守る。
佐藤、新原、⽩崎、百瀬のトップ4オーダーで迎えた3周⽬、この4台の背後では1コーナーで洞地が森⼭をパスし、5番⼿に浮上する。また、4周⽬には1コーナーで⽩崎が新原に仕掛けるが、これも新原が持ち堪える。
5番⼿に浮上した洞地は、徐々に4番⼿百瀬との間合いを詰めると、6周⽬の1コーナーでオーバーテイク、4番⼿にポジションを上げる。
レース中盤、トップグループの後⽅では鈴⽊⽃輝哉、梅垣清らがジリジリとポジションを上げていくが、上位陣は拮抗した状況から、徐々に間隔が開いていく。トップの佐藤は、2番⼿の新原に対して1秒程のギャップで周回を続けていたが、終盤になるにつれ佐藤がギャップを拡⼤。結局2.2秒差をつけて佐藤がポール・トゥ・ウイン。この富⼠での第3戦、第4戦、第5戦で3連勝を飾ることとなった。
2〜3位には新原、⽩崎と昨⽇と同じ顔ぶれが表彰台に。4〜6位には洞地、百瀬、森⼭となった。
⼀⽅インディペンデントクラスでは、第4戦にひきつづき、PPはDRAGON。予選2番⼿にKENTARO、3番⼿に今⽥信宏、4番⼿にKEN ALEX、5番⼿に植⽥正幸、6番⼿に中島功という上位グリッドでスタートを迎えた。
スタートでは昨⽇に続いてポールシッターのDRAGONがまずまずのスタートを決めてトップのまま1コーナーへ。これにKENTAROが続くが、1〜2コーナーで今⽥がコースオフを喫し、なんとかレース復帰を果たすも⼤きく後れをとる。オープニングラップでは⼀時KENTAROが⾸位に⽴つが、ダンロップコーナーへの⾶び込みで再びDRAGONがトップを奪い返し、さらにKENTAROは植⽥、KENALEXの後塵を拝して後退してしまう。これで、1周⽬を終えた段階でDRAGON、植⽥、KENALEX、KENTARO、齋藤真紀雄、⼩嶋禎⼀がトップ6を形成することとなった。
トップに⽴ったDRAGONは、チャンピオンクラスのマシンを2番⼿との間に挟み、堅実なレースを展開。その背後では、植⽥、KEN ALEX、齋藤らが接近戦を展開し⽬まぐるしくポジションを⼊れ替える。ところが、その後⽅から怒涛の追い上げを⾒せ始めたのがスタート直後にコースアウトを喫した今⽥。今⽥は5周⽬には⼩嶋とKENTAROを捉えて5番⼿にまでポジションを挽回すると、7周⽬には⼀気にインディペンデントクラスの2番⼿にまで躍進を果たした。
トップを⾏くDRAGONとの間にはチャンピオンクラスの⾞両が2台ほど挟まっていたが、徐々にタイム差を詰めた今⽥は13周⽬にはDRAGONとのギャップが1秒を切ることに。
ファイナルラップの攻防はついにテール・トゥ・ノーズとなるも、DRAGONがコンマ5秒差で逃げ切って連勝。レースを盛り上げた今⽥は惜しくも届かず2位。3位には混戦を抜け出した植⽥が⼊り、以下齋藤、KEN ALEX、⼩嶋が4〜6位でのフィニッシュとなった。