REPORTS | 第4戦・第5戦 富士スピードウェイ

2025 第4戦 富士 決勝レースレポート

アクシデント多発の乱戦を佐藤樹が制す INDPはDRAGONが今季2勝⽬を飾る

真夏の照りつけるような強い⽇差しと暑さの中で⾏われた午前の公式予選から約6時間。スプリント形式となったSUPER GTのレース1が終了した、午後5時ちょうどのコースイン開始となった第4戦決勝だったが、SUPER GTのレース中に降り出した⾬の影響で、路⾯はドライながらも路気温が⼤きく異なる中、各⾞は14周の攻防に挑むこととなった。

アクシデント多発の乱戦を佐藤樹が制す INDPはDRAGONが今季2勝⽬を飾る

午後5時15分、オンタイムでフォーメーションラップがスタートも、下野璃央がスタートできず、オフィシャルの⼿によりピットロードへ押し戻されることに。下野のマシンはなんとかフォーメーションの隊列が戻ってくる前に移動され、レースは予定通り午後5時19分にレッドライトが消灯しスタートを迎えた。

ポールポジションからスタートの佐藤樹は好スタート。予選2番⼿の新原光太郎も同様にスタートを決め、2台はもつれるように1コーナーへ向かうが、ここは佐藤がトップをキープ。その背後では予選4番⼿の百瀬翔が3番⼿を伺うが、予選3番⼿の⽩崎稜がポジションを守る。さらにその背後では迫隆眞が森⼭冬星をかわして5番⼿に浮上、森⼭の背後には洞地遼⼤が続く。

アクシデント多発の乱戦を佐藤樹が制す INDPはDRAGONが今季2勝⽬を飾る

しかし、このスタートでは6番グリッドの岩崎有⽮⽃がストールに⾒舞われた他、武藤雅奈も⼤きく動き出しで遅れたが、ようやく加速を始めたこの武藤のマシンから⼤量のミッションオイルが漏れ出てしまい、レースはオープニングラップにいきなりのSC→⾚旗中断となってしまう。

このオイル処理と武藤の⾞両回収のための⾚旗の間、SC先導で各⾞はピットロードに⼊ってファストレーンにて隊列のまま待機することとなったが、懸命なオフィシャルのオイル処理作業により、午後5時35分に5分前ボードが提⽰されたのに続き、午後5時40分にSC先導のまま隊列がピットアウト。佐藤、新原、⽩崎、百瀬、迫、森⼭がトップ6という状況で、SC先導のまま残りレース時間10分でレースは再開されることとなったが、コースインした翌周、3周⽬の300R付近でSCは消灯し翌4周⽬からレースは再スタートとなった。

アクシデント多発の乱戦を佐藤樹が制す INDPはDRAGONが今季2勝⽬を飾る

ここでトップの佐藤はうまくリスタートを決め、新原の逆転を許さず。背後の⽩崎も百瀬を抑え、5番⼿の迫の背後では1コーナーで森⼭に洞地が並びかけていく。ところが、この直後、1コーナーで競り合ったインディペンデントクラスの上位陣の中で接触が発⽣。絡み合った⼩嶋禎⼀と齋藤真紀雄のマシンが1コーナーでストップするアクシデントが発⽣してしまう。

このため、ふたたびセーフティーカーがコースに⼊ることとなり万事休す。レースは最⼤時間の30分を迎え、そのままチェッカー。不完全燃焼の戦いとはなったものの、佐藤が2勝⽬をマーク。2位に今季初表彰台の新原、3位に⽩崎、4〜5位には百瀬、迫が⼊り、SC明けにポジションを上げた鈴⽊⽃輝哉が6番⼿でチェッカーを受けたものの、SC中の追い越しにより40秒加算との裁定がくだり降格。代わって森⼭が6位となっている。

アクシデント多発の乱戦を佐藤樹が制す INDPはDRAGONが今季2勝⽬を飾る

⼀⽅、インディペンデントクラスでも波乱続きのレースとなり、スタートではポールポジションのDRAGONがトップをキープ。フロントロウを獲得していた⼩嶋禎⼀がやや出遅れ、代わって今⽥信宏が2番⼿に浮上し、KENTARO、中島功、KEN ALEXらがこれに続いた。

しかし、前述したようにいきなりのSC→⾚旗となり、レースは残り10分でSC先導のまま再開されたものの、そのリスタート直後の1コーナーで植⽥正幸、齋藤、KEN ALEX、⼩嶋の4台がポジション争いを展開も、ここで接触が起こり、⼩嶋と齋藤のマシンが⽴ち往⽣したことで、再びSCになってしまう。

結局そのまま時間切れとなり、レースは終了。DRAGONが労せずしてポール・トゥ・ウインを飾り今季2勝⽬をマークすることとなった。

2位には今⽥、3位にはKENTARO。4〜6位には中島、KEN ALEX、植⽥が⼊っている。

アクシデント多発の乱戦を佐藤樹が制す INDPはDRAGONが今季2勝⽬を飾る
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