RACE REPORT

FIA-F4選手権第12戦、佐藤蓮がまたも逆転で今季9勝目!
IND-CではDRAGON優勝も佐藤セルゲイビッチが戴冠

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FIA-F4選手権第12戦、佐藤蓮がまたも逆転で今季9勝目!<br />IND-CではDRAGON優勝も佐藤セルゲイビッチが戴冠の画像

 

 雨の恐れが伝えられていた日曜ながら、9月22日(日)のスポーツランドSUGOは、昨晩の雨も上がり、薄曇りのまま。結局この第12戦決勝は昨日同様ドライコンディションでの戦いとなった。

 


 昨日チャンピオンを決めた佐藤蓮ながら、この日もスターティンググリッドは2番グリッド。ポールシッターは、なんとしてもポール・トゥ・ウインを決めて弾みをつけたい三宅淳詞。2列目には平良響と平木玲次、3列目には野中誠太と川合孝汰が上位グリッドに並んで、17周の決勝レースに臨むこととなった。

 


 1周のフォーメーションラップの後、レッドシグナルが消えたのは午前8時59分。ここで昨日同様好スタートを決めたのは、イン側グリッドの佐藤蓮。アウト側からスタートの三宅は、蹴り出しが今ひとつでまたしても1コーナーで佐藤蓮にトップを奪われてしまう。この2台に平良が続き、1コーナーでは平木が4番手あたりにつけていたものの、アウトから野中が被せる形となり前に。さらに2コーナー立ち上がりで同様に川合が平木を捕らえ、平木は6番手に後退。さらにその背後では4コーナーからS字付近で菅波冬悟、木村偉織、太田格之進、大竹将光、桜井孝太郎が集団での攻防を展開する。
 こうした流れのまま、オープニングラップを終えてのトップ10のオーダーは、佐藤蓮、三宅、平良、野中、川合、平木、菅波、木村、太田、大竹。トップの佐藤蓮は、早くも1周目で1秒のギャップを三宅につけている状況で、三宅以下はコンマ数秒差での接近戦となっている。2周目となると、佐藤蓮と三宅の間隔は変わらないものの、三宅と平良の間も1秒に拡大。その後ろで平良、野中、平木が僅差で3番手を競り合う状況に。

 


 接近戦のまま序盤は進み、トップを行く佐藤蓮は4周目に1分24秒494、5周目に1分24秒283、さらに6周目に1分24秒122と、第11戦の再現のようにファステストラップを並べて逃げにかかる。このペースに三宅はついていけず、7周目の段階で両者のギャップは1.9秒にまで拡大してしまう。
 しかし、7周目にS字コーナー立ち上がりで重森芳文がスピンしガードレールにクラッシュ。この車両を回収するため、8周目からセーフティーカーが導入され、まさに昨日と同じレース展開となる。

 


 セーフティーカーが入った段階で、トップ10は佐藤蓮、三宅、平良、野中、川合、平木、菅波、大竹、そして太田というオーダー。このセーフティーカーは11周終了時にコースを離れ、レースは12周目からリスタートとなったが、またしても佐藤蓮が好スタートを決め、いったん失ったマージンを取り戻し、12周目を終えてリードは1.3秒に。この12周目の最終コーナーで、5番手を走行していた川合がアウトにはらんでしまい、イン側から平木が並びかけオーバーテイク。
 ここで平木が5番手に浮上を果たすが、それ以外トップ10では順位変動のないまま、拮抗した攻防は終盤に向かい、いよいよ迎えたファイナルラップに動きが。8番手争いの中で、4コーナーで太田が木村に仕掛けたものの、結果的に木村の左リヤに追突する形となり、木村はスピンを喫し、ポイント圏外に脱落してしまい、太田はそのままレースを続行。大竹に続いて小山美姫がトップ10に入る。

 


 しかし、上位陣では大きな変動のないまま佐藤蓮がトップのままチェッカー。自身9勝目を6連勝で飾り、新チャンピオンにふさわしいリザルトを手にすることとなった。
 一方三宅は、これで4戦連続での2位。3位にはこれが初の表彰台となる平良が入り、4〜6位には野中、平木、川合。7位には菅波が続いたが、レース後太田に木村との接触に関して40秒加算のペナルティーが科せられたため、大竹、小山、そして小川颯太までが8〜10位に繰り上がり、ポイント獲得となった。

 


 一方、インディペンデントカップでは、スタートでポールポジションのDRAGONがそのままトップをキープしたものの、2番手の仲尾恵史はスタートで佐々木祐一の後塵を拝して3番手に後退。これにIKARI、佐藤セルゲイビッチらが続く。
 しかし、2周目のインフィールドで佐々木と仲尾が接触。仲尾はフロントウイングにダメージを負ってしまう。これで仲尾のペースが鈍ったか、4周目のストレートから1コーナーにかけて、佐藤セルゲイビッチが仲尾をパス。ところが、この攻防の際1コーナーで仲尾の背後にいた植田正幸が仲尾に追突することとなってしまい、仲尾はスピンを喫して大きく後退。ランキング2位で佐藤セルゲイビッチの戴冠を阻止したかった仲尾としては、無念の展開となった。

 


 このアクシデントにより、インディペンデントカップの上位はDRAGON、佐々木祐一、佐藤セルゲイビッチ、さらにIKARI、堀田誠、齋藤真紀雄までがトップ6に。
 ここからしばらくはDRAGONがリードも、セーフティーカーによってマージンはなくなり、終盤はDRAGON、佐々木、佐藤セルゲイビッチの三つ巴による優勝争いが展開されたが、結局DRAGONが逃げ切って今季3勝目をマーク。佐々木が2戦連続での2位を手にし、佐藤セルゲイビッチは3位に。しかし、この3位により、佐藤セルゲイビッチの今季のインディペンデントカップチャンピオンが確定、マシンを降り力強いガッツポーズを見せた。
 なお、中盤まで4位につけていたIKARIはセーフティーカーラン中に痛恨のスピンを喫して後退、4〜6位には齋藤、堀田、そして大阪八郎が入っている。


 

 

 

 
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