RACE REPORT

FIA-F4選手権第11戦、佐藤蓮逆転優勝で王座獲得!
IND-Cでは佐藤セルゲイビッチ優勝でタイトルに王手

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 午前から変わらぬ曇天の下、午後零時50分にフォーメーションラップがスタートを迎えたFIA-F4選手権第11戦。レースの行方はもちろんながら、17周で争われるこの決勝で、ポイントリーダーの佐藤蓮がチャンピオンを決めるかどうかが大きな焦点のひとつとなった。

 


 雨の気配はなく、ドライコンディションのまま迎えた第11戦決勝。レッドシグナルが消えたところで、ポールポジションの三宅淳詞がまずまずの動き出しを見せるも、さらに鋭く加速したのはイン側2番グリッドの佐藤蓮。その結果、1コーナーではイン側の佐藤蓮がトップを奪い、三宅、太田格之進、さらには木村偉織が菅波冬悟を抑えて4番手に浮上する。
 自身のタイトルを優勝で決めたい佐藤蓮としては、最高のスタートとなったが、佐藤蓮は2番手三宅に0.4秒差をつけてオープニングラップを制し、太田、木村が3〜4番手。以下、馬の背進入で菅波を捕らえた平木が5番手、6番手菅波を挟んで川合孝汰、平良響らが続く。

 


 ところが、オーダーは変わらず接近戦のまま2周目を終えたところで、モニターに6号車にドライブスルーペナルティーが科せられる旨が表示される。残念ながら3番手を追走していた太田だったが、スタートの際にジャンプスタートがあったためだ。
このため太田は5周終了時にピットに入りドライブスルーを消化し、戦線離脱を強いられたことで木村、平木、川合、菅波らがひとつずつポジションを上げるが、この間にトップの佐藤蓮は4周目に1分24秒557、5周目に1分24秒353、6周目に1分24秒186とファステストラップを立て続けに更新。三宅とのギャップを1.6秒に拡大し、自身の戴冠を確かなものとしていく。

 


 しかし8周目、1コーナーで4番手平木を捕らえた川合が4番手にポジションを上げたが、その直前を走行していた木村が1〜2コーナー間でわずかにコースオフ。その脇をすり抜けて川合が3番手に浮上も、それに続いて2コーナーに進入した平木と、アウト側のラインからアプローチした木村が接触してしまい、木村はスピンアウト。
 残念ながら木村はここでリタイアとなってしまうが、7周目にSPアウトコーナーで桜井孝太郎もクラッシュしており、この2台のマシンの処理のためにセーフティーカーが導入されることとなった。

 


 セーフティーカーが入った段階での、トップ10の顔ぶれは佐藤蓮、三宅、川合、平木、平良、菅波、野中誠太、大竹将光、神晴也、そして塩津佑介。
 このセーフティーカーは13周終了時にコースを離れるが、いったんマージンを失った佐藤蓮だったが、追う三宅とのギャップを0.5〜0.7秒差にキープしつつ、そのまま17周を逃げ切ってトップのままチェッカー。見事3レースを待たず、自身の優勝でチャンピオンを決めた。
 2位は三宅、3位には川合が入り、以下平木、平良、菅波となった。

 


 なお、インディペンデントカップでは、スタートでDRAGONが先行し、佐藤セルゲイビッチをかわしてトップに立つが、両者はオープニングラップの馬の背コーナーで接触。DRAGONはスピンを喫して最後尾にドロップしてしまう。
 代わって首位に立った佐藤セルゲイビッチは、序盤こそ佐々木祐一、仲尾恵史との三つ巴の接近戦を演じたものの、最後までポジションを譲ることなくインディペンデントカップでのトップチェッカーを受け、2位に佐々木、3位に仲尾が入り、DRAGONは順位を大きく挽回も5位でのフィニッシュとなった。

 


 明日の第12戦は午前8時55分のフォーメーションラップスタート予定。総合チャンピオンこそ決まったが、インディペンデントカップでは佐藤セルゲイビッチのタイトル決定の可能性もあるだけに、興味は尽きないところだ。

 

 

 

 

 
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