RACE REPORT

FIA-F4選手権第10戦、佐藤蓮優勝も戴冠は持ち越し
IND-Cでは佐藤セルゲイビッチが2勝目をマーク

TO LINK PAGE
FIA-F4選手権第10戦、佐藤蓮優勝も戴冠は持ち越し<br />IND-Cでは佐藤セルゲイビッチが2勝目をマークの画像

 

 台風15号が本州に刻一刻と接近する中、まだ9月8日(日)午前のオートポリスにその影響はなく、FIA-F4選手権第10戦は爽やかな日差しの下、午前9時10分にフォーメーションラップがスタートした。

 


 ポールシッターの佐藤蓮が優勝し、4番グリッドからスタートする太田格之進が8位以下、7番グリッドからスタートする菅波冬悟が9位以下となった場合、佐藤蓮のチャンピオンが決まるという状況で迎えたこの第10戦。前日と同じ13周の決勝の後、どのような結果が待っているのか非常に興味深い一戦となった。

 


 午前9時14分、レッドシグナルが消えると各車いっせいにスタート。ポールの佐藤蓮は好スタートを決め、これに三宅淳詞が続くが、3番グリッドの平木玲次は太田とせり合いつつ1コーナーに向かうものの、アウトから伸びてきた川合孝汰が1コーナーで太田と平木を抑えて3番手に躍り出ることに。これに小川颯太、木村偉織、石坂瑞基、野中誠太、神晴也らが続き、菅波はオープニングラップにポジションを下げてしまい、11番手まで後退してしまう。

 


 トップに立った佐藤蓮は、1周目に0.9秒のマージンを三宅に対して稼ぐが、三宅も食らいつき、3周目にはその差は0.6秒。川合はこのトップ2台に水を空けられてしまい、背後から太田、平木らの攻勢を受ける展開。さらに少し間を置いて6番手の小川には、木村、石坂、野中、そして2周目に神をパスし10番手に浮上した菅波らが集団で詰め寄るという格好となった。小川は苦しい戦いを強いられ、5周目には木村と石坂の先行を許すこととなる。

 


 すると、7周目に2コーナー付近で吉田基良と稲垣光司が接触。両者が現場付近でグラベルとコース上にストップしてしまう。このため、すぐさまセーフティーカーが導入された。

 


 セーフティーカーは10周終了時にコースを離れ、レースは11周目からリスタート。ここでスパートを決めた佐藤蓮が三宅以下を引き離す一方、背後では接近戦が展開されることとなったが、上位陣では大きな順位変動はないまま最終ラップに突入する。
 しかし、このラスト1周となった1コーナーで10番手の小川に平良響が追突、両者がグラベルにストップしてしまう。さらには4番手の太田に肉薄していた平木が第2ヘアピンでこれをパスして4番手に。

 


 こうした攻防を他所に、佐藤蓮は1秒6差で今季7度目のトップチェッカー。2位に三宅、3位に川合が入ったが、4位に平木が続くものの、その背後では最終コーナーを立ち上がったところで、太田に木村が並びかけ、並んでフィニッシュラインを通過。しかし、木村が0.061秒差で太田をかわして5位に滑り込みを果たし、太田は6位に。菅波が7位でこれに続いたことで、佐藤蓮のチャンピオン決定は次大会以降に持ち越しとなった。

 


 一方インディペンデントカップでは、スタートで仲尾恵史、DRAGON、佐藤セルゲイビッチと続いたが、3コーナー立ち上がりでDRAGONがコースオフを喫し、齋藤真紀雄、IKARI、廣田秀機らがポジションを上げる。
 仲尾、佐藤セルゲイビッチ、齋藤のトップ3のまま序盤は進んだが、中盤には齋藤をかわしてIKARI、廣田が3〜4番手に浮上。そのままのオーダーでセーフティーカーが入るが、セーフティーカー明けの11周目、廣田が最終コーナーでスピンしマシンを降りることになり、代わって4番手には追い上げてきたDRAGONが。
ファイナルラップにはDRAGONがIKARIに肉薄するものの、第2ヘアピンで大阪八郎がDRAGONと接触し、DRAGONはスピンして後退。結局仲尾、佐藤セルゲイビッチ、IKARIがトップ3でフィニッシュしたが、リスタートの際に前車との間隔を大きく開けていたことから、仲尾にペナルティーが科せられることとなり9位にまで降格となってしまう。
 このため、繰り上がって佐藤セルゲイビッチが優勝、2位にIKARI、3位に齋藤、DRAGONが4位、大山正芳が5位、6位にスポット参戦のDON LUCIANOが入っている。


 

 

 

 
TO LINK PAGE

TO TOP MENU