RACE REPORT

FIA-F4選手権第8戦、平木との激闘制し佐藤蓮連勝!
IND-Cは最終ラップの波乱で佐藤セルゲイビッチがV

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FIA-F4選手権第8戦、平木との激闘制し佐藤蓮連勝!<br />IND-Cは最終ラップの波乱で佐藤セルゲイビッチがVの画像

 

 8月4日、日曜の早朝8時。ドライコンディションの中、37台が出走するFIA-F4選手権第8戦決勝がフォーメーションラップの時を迎えた。
 前日の第7戦を制した佐藤蓮が、この第8戦もポールポジションからのスタートとなる中、2番手スタートの菅波冬悟以下、石坂瑞基、平木玲次、木村偉織、平良響らが佐藤蓮の富士連勝を止められるかがひとつの焦点となった。



 1周の後、午前8時04分に14周の第8戦決勝がスタート。まずまずの動き出しを見せた佐藤蓮だったが、1コーナーへのブレーキングで僅かにタイヤをロックさせてラインを外したところを2番手菅波が見逃さず、立ち上がりから並走、コカコーラコーナーでトップを奪う。
 これで上位陣は菅波、佐藤蓮、石坂、平木、木村となるが、13コーナーで石坂のインを突いた平木が3番手に浮上。さらに平木は前の佐藤蓮にも肉薄し、ホームストレート上でスリップから抜け出し、佐藤蓮をも攻略することに成功。その結果、オープニングラップを終えた段階でのトップ5は菅波、平木、佐藤蓮、石坂、木村となり、さらに平良、川合孝汰、三宅淳詞、太田格之進、そして小川颯太までがトップ10というオーダーとなった。



 上位陣の攻防は序盤から熾烈さを極め、2周目には4番手争いをしていた石坂が後退、代わって平良が4番手に浮上しこれを木村、川合らが追う展開となり、石坂は8番手に。続く3周目には木村が平良を捕らえ、4番手に。
 さらに4周目の1コーナーでは菅波のスリップから抜け出た平木がトップの座を奪う。続けて菅波はダンロップコーナーで佐藤蓮の後塵を配し3番手に後退。また、その背後では木村と川合が激しく4番手を争うが、さらにこの争いに平良、石坂が絡み、4台での4番手争いが続く。この中から、5周目に1コーナーで川合が木村を再び捕らえ、4番手に浮上するも、翌周には再び木村が4番手を奪い返すなど、目まぐるしく順位変動が続く。



 激しい攻防は首位攻防戦にも飛び火し、8周目の1コーナーではスリップから抜け出た佐藤蓮が、平木のインを突いて前に出たものの、初優勝を狙う平木も引かず、コカコーラコーナーでは平木が再び前に。
 この戦いは翌周も続き、9周目の1コーナーで再び佐藤蓮が平木のインを突いてトップに。ここではコカコーラコーナー進入でも佐藤蓮が前を抑え、ついに佐藤蓮がトップに立つものの、今度は10周目の1コーナーで平木が佐藤蓮をオーバーテイク。佐藤蓮も粘ったものの、コカコーラコーナー進入で平木が再びトップを奪い返す。


 

 僅差で続く緊迫の首位争いはそのままファイナルラップまで続いたが、14周目の1コーナーで佐藤蓮が平木を再びオーバーテイク。今度はコカコーラコーナーでも佐藤蓮が前を抑え、ついに再逆転に成功。平木は最後まで追いすがったが、佐藤蓮はそのままトップを譲らず、大激戦となった第8戦をガッツポーズで制することに。これで今季の富士大会で4連勝とした佐藤蓮は、ポイントランキング首位の座を確固たるものとしてシリーズを折り返すこととなった。
 初優勝こそならなかったものの、2位には大健闘の平木。3位には菅波が続き、4〜6位には平良、石坂、川合が入った。



 インディペンデントカップでは、ポールポジションからスタートのDRAGONが序盤からレースをリード。これに大阪八郎、仲尾恵史、齋藤真紀雄が続く展開。
 ところが、前日の第7戦に続いてこのままDRAGONのポール・トゥ・ウインかと思われた矢先、6〜7周目あたりからリヤエンジンカウルが浮き始めてしまう。結局10周を過ぎたところでこのカウルの浮きが大きくなってしまい、DRAGONにはオレンジディスクが提示されることに。
 これでペースの落ちたDRAGONに大阪、仲尾が迫るが、三つ巴の攻防の中1コーナー立ち上がりで大阪と仲尾が接触。この間に齋藤がDRAGONに次ぐ2番手にポジションを上げるが、12周目にDRAGONはピットインしそのままリタイアとなったことで、斎藤がクラストップに立ち、これを大阪、仲尾が追う展開となる。



 このままのオーダーでファイナルラップに突入するも、ダンロップコーナー進入で斎藤のインを大阪が突くも、ダンロップコーナーの中で大阪がスピン。これに斎藤、仲尾が次々に追突してしまい、なんとトップ3が一気に脱落。これで漁夫の利を得たのが、4番手を走っていた佐藤セルゲイビッチ。佐藤セルゲイビッチは、その3台の脇をすり抜けて、見事クラストップでチェッカーを受け、今季2勝目をかざることに。
 この結果、佐藤セルゲイビッチに続いて、堀田誠、佐々木祐一がそれぞれ2〜3位で表彰台に上がった。

 

 次大会は9月7〜8日のオートポリス。九州の地でも、再びの熱戦を期待したい。


 

 

 
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