RACE REPORT

FIA-F4選手権第7戦、波乱の幕切れも佐藤蓮が凱歌!
IND-CではポールシッターのDRAGONが今季2勝目

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 やや日差しが弱まった薄曇りの空の下、午後1時45分からフォーメーションラップがスタートした第7戦決勝。14周での攻防は、激しい戦いが展開された結果、アクシデントによる赤旗終了という波乱の幕切れとなった。



 午後1時49分、レッドシグナルが消灯し37台のマシンが一斉にスタート。上位陣ではポールシッターの佐藤蓮が好スタートを決めた一方で、イン側2番手スタートの菅波冬悟はやや出遅れ、3番手スタートの平良響の攻勢を受ける格好に。4番手の石坂瑞基を従え、1コーナーでサイド・バイ・サイドになった菅波と平良はもつれ合うように1コーナーを立ち上がったが、コカコーラコーナーでは平良が菅波の前に。しかし、その背後の5番手争いでは1コーナーで平木玲次と木村偉織らが接触。平木は集団の中でスピン状態となり、その場で惜しくもリタイア。この平木の車両を処理するため、オープニングラップにして早くもセーフティーカーが導入されることとなった。



 セーフティーカーは3周目に消灯。4周目からレースは再開となったが、トップの佐藤蓮は落ち着いてリスタートを決める一方、2番手の平良と3番手の石坂はテール・トゥ・ノーズ状態となり、1コーナーからコカコーラコーナーにかけての競り合いの結果、石坂が2番手を奪う。その背後では菅波、木村、小川颯太が4番手を争う。木村と小川は300Rで小川が前に出るも、13コーナーでは木村が小川のインを突き、小川がはらむ間に逆転するなど、一進一退の攻防を見せるが、ここに太田格之進、三宅淳詞も加わり、激戦区となっていく。



 この4周目を終え、佐藤蓮、石坂、平良、菅波、木村、小川がトップ6のオーダーであったが、5周目のコカコーラコーナーでは石坂を平良がオーバーテイク。石坂はこの攻防で僅かにコースオフを喫し、その間に菅波が3番手を手に入れ、石坂は4番手に後退する。
 こうした攻防の間に、佐藤蓮は約2秒のマージンを2番手平良につけて5周目を終えるが、平良以下はコンマ数秒差の接近戦となり、7周目には木村を太田がパス。接触によりダメージを負っていた木村は、この周終わりでピットインしレースを終えてしまう。



 2番手平良は、トップ佐藤蓮とのギャップをじりじりと詰めて行ったものの、背後の菅波、石坂、太田らもペースが良く、2〜5番手が接近戦を演じる展開に。6番手の岡本大地を挟み、その後では川合孝汰と神晴也がチームメイト同士で7番手を争うが、ここに割って入ったのが野中誠太。11周目に神を捉えた野中は、さらに12周目に川合に接近。13周目に入ったストレート上で川合にオーバーテイクを仕掛けるが、1コーナーの手前で両者は接触。2台はもつれ合うようにストレートエンドイン側のガードレールにクラッシュしてしまう。



 このアクシデントの発生を受け、レースは赤旗に。全車がピットインしてファストレーンに整列することとなったが、結局そのままレースは終了となり、11周終了時点でレースは成立することに。これで佐藤蓮は今季4勝目を飾ることとなった。
 しかし、レース後2番手でフィニッシュし、暫定表彰にも加わった平良には、他車のコースアウトを強いる行為があったとして40秒加算のタイムペナルティーの裁定が下り降格。代わって菅波が2位、石坂は3位へと繰り上がり、4〜6位には太田、岡本、そして川合が続いた。



 一方インディペンデントカップでは、ポールポジションからスタートのDRAGONが序盤からレースをリード。クラス2番手には佐藤セルゲイビッチが浮上したが、6周目に仲尾恵史が佐藤セルゲイビッチをオーバーテイクする。
 佐藤セルゲイビッチは3番手を死守していたものの、11周目に堀田誠がこれを捕らえて3番手に浮上。最終的に赤旗終了となったことで、この時点での順位が最終結果となり、インディペンデントカップ優勝はDRAGON。終始安定したペースで今季2勝目となった。2位に仲尾、3位に堀田が続いた。



 第8戦決勝は明日朝、午前8時からスタート。この第7戦で富士大会3戦3勝とした佐藤蓮が、明日もポールポジションからのスタートとなるだけに、彼の4勝目を阻止するドライバーが現れるか否か。明日も激戦の匂いが漂っている。


 

 

 

 
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