RACE REPORT

FIA-F4選手権第4戦、波乱の決勝を佐藤蓮が連勝!
追い上げた平木、川合が表彰台、IND-Cは齋藤が初優勝

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 前日に続き、晴れ晴れとした快晴となった5月4日(土)の富士スピードウェイ。FIA-F4選手権第4戦の決勝は、オンタイムの午前8時40分にフォーメーションラップがスタートとなった。



 前日の第3戦決勝中のアクシデントによりマシンにダメージを負った塩津佑介がリタイアとなったため、35台が臨んだこの第4戦決勝。レッドシグナルは午前8時44分に消灯、15周のレースがスタートとなったが、ここで8番手スタートだった篠原拓朗がストール。上位陣はポールシッターの佐藤蓮以下問題なくスタートを切ったが、中団グループ以降では篠原のマシンを避けるため混乱が発生。残念ながら、小野寺匠がYUGOと接触してしまい、ダメージを負ったYUGOはストレート上でスピンし立ち往生することとなり、この車両の排除のためいきなりのセーフティーカーが入ることに。



 ところが、このセーフティーカー導入に気づくのが遅れたか、セクター3のあたりで集団の中で複数の接触が発生。桜井孝太郎に仲尾恵史が、さらに植田正幸に大阪八郎が追突してしまい、桜井、植田、大阪がピットに戻ってリタイア。走行を続けた仲尾もフロントウイングを損傷しており、その後オレンジボードの提示を受けてピットに戻りマシンを降りることとなってしまう。




 佐藤蓮、スタートでポジションを上げた岡本大地、太田格之進、平良響、川合孝汰、平木玲次というトップ6を先頭にセーフティーカーランが続けられ、リスタートは4周終了時となったが、再開直後に川合が平良をオーバーテイクし4番手に浮上しトップ3に迫っていく。さらに背後ではオープニングラップにポジションを下げていた平木も進撃を開始。トップの佐藤蓮はジリジリと2番手岡本とのギャップを拡大していくが、その背後では激しい攻防が展開される。
 7周目、佐藤蓮と岡本のギャップは約2秒となる中、岡本、太田、川合はコンマ数秒差で犇めきながら2番手を争い、8周目には平良を捉えた平木が5番手に浮上。さらに翌9周目には1コーナーで川合が太田を捕らえ、3番手に進出することとなったが、川合はさらに10周目の1コーナーで岡本を攻略し2番手に。しかし、この3台の背後に接近していた平木は100Rで僅かにアウトにはらんだ太田のインを突いて4番手とすると、さらにヘアピンで岡本をインからオーバーテイクし一気に3番手にポジションアップ。



 川合、平木が表彰台圏内に浮上した時点で、トップの佐藤蓮は5秒以上のマージンを2番手以下に稼いでおり、残り周回を考えると既に安全圏内。しかし、2番手争いはさらに続き、12周目の1コーナーでスリップから抜け出た平木が川合を捕らえ、ついに2番手に。



 しかしこのとき既に佐藤蓮は6秒ほどのマージンに守られており、平木、川合の追い上げもここまで。結局佐藤蓮が昨日に続き連勝。富士大会を完勝することとなった。
 このレースを盛り上げた平木が自己最高位となる2位、川合が3位に。以下、平良、太田、菅波冬悟までがトップ6となっている。



 一方インディペンデントカップでは、DRAGONがレースをリード、佐々木祐一、佐藤セルゲイビッチ、IKARIらが2番手を争う展開となっていたが、7周目に佐藤セルゲイビッチが佐々木をパス。さらに佐々木はIKARIにもかわされ後退。
 結局トップ6はDRAGON、IKARI、佐藤セルゲイビッチ、齋藤真紀雄、佐々木祐一、SYUJIというオーダーでのチェッカーとなったが、レース後に多くのドライバーがペナルティーを受けるなどして降格となり、繰り上がりで齋藤が初優勝。佐々木、SYUJIが2〜3位という結果となった。



 次大会は5月25~26日の鈴鹿サーキットが舞台。まだシリーズ序盤戦とはいえ、4戦3勝の佐藤蓮が頭一つ抜け出した感が強いが、次の鈴鹿でさらにランキングでのリードを拡大するのか否か……。また次大会も好レースに期待が掛かる。


 

 

 
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