RACE REPORT

FIA-F4選手権第2戦、波乱の展開制し三宅淳詞が初優勝!
菅波冬悟&野中誠太が連続表彰台、IND-Cは仲尾恵史が凱歌

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 どんよりと曇った空から、時折ポツリ、ポツリと雨粒が落ちてくるものの、なんとか本降りにならぬまま持ちこたえ、ドライコンディションで迎えた第2戦のスタート進行。
 昨日のクラッシュの影響から神晴也がリタイア届けを提出、30台での戦いとなったこの第2戦。ウェット宣言が出されるも、全車がスリックタイヤのまま午前8時20分にフォーメーションラップがスタート。1周の後、全車がグリッドに戻ってきたが、なんとここでポールシッターの太田格之進が自己のグリッドを間違えて行き過ぎてしまう。これに釣られる形で、佐藤蓮、三宅淳詞、野中誠太らがグリッドを行き過ぎ、スタートがディレイに。



 このため、1分前ボードからスタート手順がやり直しとなり、太田がスタート手順違反のためまさかの最後尾スタートに。予想外の展開で、もう一度フォーメーションラップが行われ、2番グリッドからスタートする佐藤蓮が事実上のポールシッターとなり1周減算され14周の戦いとなった第2戦決勝は、午前8時32分にスタートとなった。



 まずは佐藤蓮がトップで1コーナーに入り、これに三宅が続き2番手。背後では野中と菅波冬悟がサイド・バイ・サイドとなったが、2コーナーで菅波が3番手を奪う。
 オープニングラップに齋藤真紀雄がグラベルストップとなる中、1周目を終えトップ10は佐藤蓮、三宅、菅波、野中、木村偉織、川合孝汰、岡本大地、平木玲次、平良響、塩津佑介というオーダー。インディペンデントカップでは仲尾恵史がDRAGONを抑えてトップに立ち、3番手に佐藤セルゲイビッチが続いたが、2周目に堀田誠がコースオフ、大きくポジションを下げる。一方最後尾スタートとなった太田は、1周目に早くも20番手までポジションを回復している。



 上位陣に大きな順位変動のないまま2周目を終え、3周目に入ったところでさらにポジションを回復してきていた太田だったが、1コーナーで渡辺大祐をアウトから抜きにかかったが、クリップを過ぎたあたりで2台は接触。両者グラベルストップとなりリタイアとなってしまうが、この2台のマシンを回収するためにセーフティーカーが導入されることとなった。ややギャップを拡大しつつあった佐藤蓮だったが、これでギャップはなくなってしまう。



 このセーフティーカーランは8周終了時までつづけられ 、9周目にリスタート。ここでトップの佐藤蓮は好スタートを決め、トップの座をキープしたものの、なんとその直後に佐藤蓮と堀尾風允の2台にドライブスルーペナルティーが科せられてしまう。最初のレーススタートの際、レッドシグナル点灯中に動いてしまったという痛恨のミスにより、堀尾は翌周、佐藤蓮も10周終了時にピットに入ってペナルティーを消化、連勝の夢が潰えることとなった。



 これで労せずしてトップに浮上したのは三宅。しかし、コンマ数秒差で背後には菅波がつけており、さらにその後ろには野中も僅差で追走してきている状況に、残る4周で熾烈な首位攻防戦が展開されるかと思われた。
 しかし、野中のペースが前の2台を上回り、菅波にプレッシャーをかけ始めたことから、菅波も三宅に仕掛けることができなくなり、結果的に三宅はじりじりとギャップを拡大し、そのまま嬉しい初勝利を手に。2位には菅波、3位には野中と、前日の第1戦と2~3位は順位を入れ替える格好となった。
 さらにレース終盤、4台での接戦となった4位争いは、木村が逃げ切りを果たし、5位に川合、6位に岡本、平木は7位となった。



 一方、インディペンデントカップでは、先行する仲尾をDRAGONが追う展開。セーフティーカーが入るまでに約2秒ほどのマージンを築いていた仲尾だったが、セーフティーカーによってその差はコンマ数秒となり、さらに佐藤セルゲイビッチも加えた三つ巴の戦いがリスタート後に再開された。
 しかし、仲尾は僅差で追走してくるDRAGONを抑え、トップを譲らぬままチェッカー。見事逆転での今季初優勝をマークすることとなり、2位にDRAGON、3位に佐藤セルゲイビッチが入り表彰台へ。以下、IKARI、吉田基良、大阪八郎が4~6位に入った。



 次大会はゴールデンウィークの富士スピードウェイ。日本屈指の高速サーキットである富士では、また新たな勝者が誕生するのだろうか。

 

 

 
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