NEWS

2018FIA-F4選手権 第13戦・第14戦 もてぎ大会プレビュー

TO LINK PAGE
2018FIA-F4選手権 第13戦・第14戦 もてぎ大会プレビューの画像

激闘のシリーズは、またしても最終大会のもてぎ決着へ!
戴冠し最後に笑うのは角田か、名取か、あるいは小高か!?

 

 前戦オートポリスの段階で、既に角田裕毅、名取鉄平、そして小高一斗の3人に絞られていた2018FIA-F4選手権のシリーズチャンピオンの行方。有利な状況でオートポリス大会に臨んでいたはずのポイントリーダー・角田が、予想外のミスで上位入賞を逃したことで、またしてもこのもてぎがシリーズタイトルの決着の舞台となった。



 オートポリス大会の公式予選でスピン〜クラッシュを喫し、リヤタイヤ2本を傷めて交換することとなり、スポーティングレギュレーションによって第11戦、第12戦ともに最後尾グリッドとなってしまった角田。それでも持ち前のスピードを見せて怒涛の追い上げを果たし、第11戦で8位に食い込み4ポイントを加算したものの、第12戦では流石にタイヤの消耗も進み、ポイント圏内でのフィニッシュは叶わなかった。
 この角田の失速の間に凱歌を挙げたのは、これまで時折速さを見せるも表彰台の頂点を極めたことのなかった菅波冬悟。菅波はオートポリス大会の練習走行の間は調子は今ひとつだったものの、予選で一気にダブルポールポジションを奪うと、その勢いのままふたつの決勝でも他を寄せ付けず連勝を飾って見せ、一躍トップコンテンダーの仲間入りを果たした。



 この新たな勝者の誕生の一方、タイトルを争って角田を追っていたランキング2位の名取は3位x2回、ランキング3位の小高は2位x2回と、ともに表彰台を外さず大量ポイントをゲット。この結果、最終大会もてぎにもつれ込んだチャンピオン争いは、角田のポイントリーダーは揺るがないものの、名取は14ポイント、小高は29ポイントと、3者のポイント差はオートポリス大会前よりもグッと縮まった格好。
 しかし、依然角田は優位にあることは変わらない。名取はもてぎ大会で連勝しても、角田が連続2位に入れば、ポイントは同点となるものの、勝ち星の差で角田に凱歌が上がる。また、小高が連勝しても角田は21ポイントを稼げばよく、例え表彰台を外しても4位&5位で小高を上回ることが可能という状況だ。

 

 テクニカルなレイアウトでオーバーテイクの難しいツインリンクもてぎが舞台だけに、タイトル争いを含めて土曜の公式予選が大きなポイントとなるはず。しかし、タイトルを争う3人だけではなく、前戦で連勝し波に乗る菅波を筆頭に、もてぎをホームコースとするランキング4位の川合孝汰や小倉祥太、さらには過去もてぎで速さを見せている澤田真治、石坂瑞基、小川颯太といった面々が、タイトル争いに混迷をもたらす可能性も高く、角田有利とはいえあっと驚く展開となるかもしれない。



 一方、シリーズチャンピオンと同じく、最終大会にもつれ込んでいるのが、今季女性および40歳以上のドライバーを対象として設定されたインディペンデントカップのチャンピオン争い。
 こちらも植田正幸、仲尾恵史、大阪八郎の上位3人にタイトルの可能性がある三つ巴の状況となっている。特に植田、仲尾のポイント差は僅かに3ポイントと拮抗しているだけに、両者ともに僅かなミスが命取りとなる。また、ランキング3位の大阪は逆転タイトルのためには上位入賞が欠かせない。ジェントルマンドライバーたちにとっても、もてぎ大会は胃の痛いレースウィークとなりそうだ。



 シリーズ初年度から毎年、タイトル決定戦の舞台となっているもてぎ。今年もまた、SUPER GT同様にこのFIA-F4選手権でも、新たな王者の誕生を見る週末となるだけに、ファンにとっては見逃せない2日間となるだろう。

 

 

TO LINK PAGE

TO TOP MENU