RACE REPORT

FIA-F4選手権第4戦、大激戦の中、角田が薄氷の3連勝!
小高が2位、菅波初表彰台。インディペンデントは池島連勝

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FIA-F4選手権第4戦、大激戦の中、角田が薄氷の3連勝!<br />小高が2位、菅波初表彰台。インディペンデントは池島連勝の画像

 

 春の嵐に見舞われた昨日から一転、早朝から快晴に恵まれた5月4日。気温20度、路面温度29度のドライコンディションで、FIA-F4選手権第4戦決勝が行われた。



 昨日同様32台が出走したこの第4戦。午前8時50分とオンタイムでのフォーメーションラップがスタート、1周の後午前8時54分に15周の決勝が始まったが、ポールシッターの角田はまずまずの動き出しを見せるも、さらに鋭い加速をした予選2番手の名取鉄平が1コーナーを制したかに見えたが、2コーナー立ち上がりからアウト側で粘った角田がコカ・コーラコーナーでトップを死守。名取が2番手、3番手には川合孝汰が浮上し、金澤力也、小高一斗、澤田真治らが続くが、オープニングラップのダンロップコーナーでは、10番手付近の集団の中で競り合っていた佐藤蓮と細田輝龍が接触。両者のスピンアウトに石坂瑞基も巻き込まれる格好でコースアウトし、佐藤は再スタートもピットに入りリタイア、細田と石坂はその場でリタイアとなってしまう。



 混乱は続き、角田、名取、川合、金澤、小高、澤田のトップ6で2周目に入るも、名取に川合がチャージし、さらに背後ではヘアピン立ち上がりから金澤に小高が並びかけていくなど接近戦が展開されるが、1周目のアクシデントの影響で、ダンロップコーナーでは黄旗が振られている状況。しかし、澤田がダンロップコーナーの進入で金澤、さらに小高を抜いてしまう。澤田はポジションを戻そうとしたかダンロップコーナー間で速度を落とし小高を先行させたが、この澤田に金澤が追突。ノーズを破損も金澤はそのまま走行を続けるものの、澤田はダメージからレクサスコーナーでコースアウトしリタイア。このため菅波冬悟が6番手に浮上、平木玲次、小川颯太らもポジションアップを果たすが、菅波は3周目に金澤を捕らえて5番手と、じりじり順位を上げていく。



 角田、名取、川合のトップ3が4番手の小高以下を約2秒ほど引き離していくが、そこからトップ2が抜け出し、名取が角田に肉薄。11周目にはついに両者がコカ・コーラコーナー立ち上がりで接触。ややスピードの鈍った2台に川合が追いつき、ダンロップコーナーで名取をかわし、川合が2番手に。しかし、後続も同様に接近したことから、12周目のストレートでは川合、名取、菅波、小高の4ワイド状態となり、1〜2コーナーではこの4台が激しい攻防を見せるが、結局名取、小高、菅波、川合が2〜5番手というオーダーに。
 この2番手争いは翌周も続き、ストレートでは小高が名取に並びかけると、14周目のコカ・コーラコーナーで小高が先行し2番手に。さらにファイナルラップの1コーナーで、名取のスリップから抜け出てインを付いた菅波が3番手に躍進。さらに川合が名取に襲いかかり、ダンロップコーナーでオーバーテイク、4番手を名取から奪い取る。



 しかし、こうした激しい2番手争いに助けられる形で、角田は終盤大きなリードを得て逃げ切り、薄氷の展開ながらもこれで3連勝をマーク。ポイントランキングでも堂々のトップに躍り出ることとなった。2位には連続表彰台となった小高、3位にはファステストラップを獲得し、これが初の表彰台となる菅波。以下川合、名取、平木の順でチェッカーとなったが、2番手争いの中で他車をコースアウトを強いたということで、名取が40秒加算のタイムペナルティーを受けて17位に降格。同じく7番手でチェッカーを受けた大滝拓也も黄旗区間での接触があったとして、さらに8番手フィニッシュの小川も走路外追い越しがあったとして同様に降格となったことで、金澤が6位に繰り上がっている。



 一方、インディペンデントカップでは、レース序盤に大きく順位を上げた池島実紅が、スタート直後で先行していた仲尾恵史を猛追、5周目にこれを捕らえてトップに立つと、そのまま逃げ切って連勝。同じく7周目に仲尾をかわした植田正幸が2位、3位に仲尾となった。



 続く第3大会は、5月19〜20日の鈴鹿サーキットが舞台。ポイントリーダーとなった角田がさらに連勝を伸ばすのか、名取が再逆転を果たすのか、それとも富士で復活を果たした小高を筆頭に、今季初勝利を狙うドライバーたちが凱歌を上げるのか……。接近戦の続いた今大会のように、鈴鹿でもまた好レースを期待したい。
 

 

 
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