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第64回マカオグランプリレポートVol.4
予選レースを坪井15位、牧野17位、宮田19位フィニッシュ

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第64回マカオグランプリレポートVol.4</br>予選レースを坪井15位、牧野17位、宮田19位フィニッシュの画像

 

 

 大会3日目となった第64回マカオGP。11月18日には、いよいよ明日の決勝レースのグリッドを決する10周の予選レースが行われた。



 前日までより雲が多く、どんよりとした空の下でスタート進行が始まった予選レース。前日までに行われた予選2回の総合結果により、牧野任祐が12番手、坪井翔が18番手、宮田莉朋が20番手グリッドからスタートすることとなったが、19号車のみが左側にニュータイヤを装着しており、その他は全車ユーズドタイヤでグリッドに着いた。



 1周のフォーメーションラップの後、午前10時27分にレッドシグナルが消え、いよいよ予選レースがスタート。牧野、坪井、宮田もいっせいにスタートを切るが、1コーナーからマンダリン、そしてリスボアへの区間で位置どりによってポジションが大きく変動。オープニングラップを終えたところで、牧野14番手、坪井18番手、宮田20番手に。しかし、宮田は2周目のリスボア進入で他車とのブレーキング勝負で曲がりきれず、ハーフスピンして最後尾にドロップしてしまう。



 3周目には牧野が1台をパスして13番手に浮上、さらに4周目、7番手を争っていた車両がリスボアを直進したことで、牧野12番手、坪井17番手、宮田20番手とポジションを上げる。しかし、徐々にバランスの急激な悪化に見舞われた牧野はペースダウン。5周目に13番手、6周目に14番手と牧野がポジションを下げる一方、6周目にまた1台が最後尾に下がったことで、坪井は16番手、宮田も19番手に。



 7周目、牧野はさらにポジションを下げて15番手となり、背後には坪井が迫る。坪井はスリップを使い、8周目のリスボアで牧野をとらえて15番手に浮上。逆に牧野は16番手に後退を余儀なくされる。



 10周と周回数が短いこともあり、その後は大きなポジションの変動のないままチェッカー。坪井は15番手、牧野は最終ラップにも他車の後塵を拝する苦しい戦いの結果17番手に。一方宮田は19番手でのフィニッシュとなり、3人はそれぞれ明日の決勝レースを15、17、19番グリッドからスタートすることとなった。

 

 

 








   
■坪井翔(TOM'S)

「すごくスタートが良かったというわけではなかったんですが、リスボアまでの位置どりが良くて、途中までは4〜5台抜いた状況でした。これならかなり前に出られる、と思ったのですが、リスボアのブレーキングで前が詰まってしまい、そこで両サイドを挟まれて行き場を失って、結果的に元のポジションに戻ってしまった感じでした。もっとオープニングラップにアクシデントがあるかな、と思ったんですが意外となにもなかったですね。
 途中は前の佐藤万璃音選手に山側では追いつくものの、海側のストレートで離される展開が続いて。こちらの方がペースが良かったんですが、山側では近づいてもダウンフォースが抜ける、海側では近づけない、という流れの繰り返しでしたが、途中で牧野選手が何か壊れたのか、ペースが落ちてポジションを下げて来たので僕もリスボアのブレーキ勝負で抜いて。その後、また前に佐藤選手が来て、かなり間合いを詰めたんですが、やはり抜けないままチェッカーとなりました。
 もうちょっと海側を速く走れるように工夫しないと、明日も苦しい戦いになるように思いますが、下手に空力を削ると山側が苦しくなるので難しいところです。しかし、今日はタイヤを含めて普通に走れましたし、明日はニュータイヤですからスタートでなんとかポジションを上げて、おも切ってレースを戦えるようにしたいですね」



■宮田莉朋(TOM'S)

「スタートは普通でしたが、安全をとってリスボアまでイン側をキープしたかったこともあり、無理せず、背後のアレックス・パロウ選手を牽制しつつ、ポジションキープという形になりました。スタートに関しては、明日はもっとガンガン行けるようにしたいですね。
 2周目のリスボアで、前のユアン・ダルバラ選手のスリップから抜け出て、アウトから並んで前に出たかったのですが、向こうもイン側でブレーキングを粘られてしまって。それで右にも曲がれず、結果的にハーフスピンしてエンジンが止まってしまいました。エンジンさえ止まらなければ、もう少し遅れが少なくて済んだと思うのですが……。ただ、そうしたトライは今日のうちに経験しておいた良かったと思います。
 その後は単独での走行になってしまいましたが、山側ではいまひとつうまく走れていませんでしたが、海側、セクター3の区間では順位的にはそれほど悪くなかったと思います。明日は山側での走りをもう少し改善して、来年に向けていい走りをしたいと思います」



■牧野任祐(MOTOPARK)

「特に接触とかがあったわけではないのですが、スタートしてから少しおかしいなと。僕のフィーリング的には左リヤのスローパンクチャーかな、と思ったのですが、レースを終えて見たら、どうもそうではないようで……。ダンパーなのか、何なのか、今はまだ原因がわかっていませんが、とにかく明らかにおかしかったです。
 ひどいオーバーステアで、タイヤが少し残っている状態ではまだなんとか走れていたのですが、2〜3周目あたりからものすごいオーバーステアが出て。タイムの落ち方も尋常ではなく、2分17秒台にまで落ちましたが、後ろを走っていたチームメイトの佐藤選手もパンクしていると思っていたくらいだったので、おそらく何かおかしかったと思います。残念ながら、今日の予選レースでは戦える状況ではありませんでした。
 明日はとにかく、しっかりクルマの状態がなおってくれればと思います」

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