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第64回マカオグランプリレポートVol.3
牧野12番手、坪井18番手、宮田20番手から予選レースに

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第64回マカオグランプリレポートVol.3</br>牧野12番手、坪井18番手、宮田20番手から予選レースにの画像

 11月17日、走行2日目を迎えた第64回マカオGPは、午前にフリー走行2回目、午後には公式予選2回目が行われ、明日の予選レース(10周)のグリッドが決定した。



 日差しがやや強まり、やっとマカオらしい天候となったこの日、第64回マカオGPは午前11時50分と、5分遅れでフリープラクティス2回目(FP2)がスタートした。
 坪井翔、牧野任祐、宮田莉朋の3人も、午後の公式予選2回目(Q2)に向けてセットアップを進めるべく、スタートと同時にコースインしていったが、40分間のこのセッションでは、都合3回の赤旗が出るなど非常に荒れた展開。なかなかクリアラップが取りづらいセッションとなったが、牧野が2分13秒425で13番手、坪井が2分14秒250で19番手、宮田が2分15秒861で21番手と、僅差ゆえポジションこそまだまだながら、そろって前日のタイムを上回るなど、午後のQ2に向けてそれぞれ手応えを得ることとなった。



 午後3時25分から予定されていたQ2だが、直前のWTCCでクラッシュが相次いだ結果、31分ディレイして午後3時56分にセッションがスタートした。



 スタートと同時にコースインした牧野、坪井、宮田だが、早々に宮田がQ1のタイムを更新する2分16秒338をマーク。牧野も2分13秒012を刻んで4番手に浮上するなど、まずまずの滑り出しを見せたかに思われたが、午後4時05分にメルコヘアピンの立ち上がりでクラッシュが発生し、開始9分でいきなりの赤旗となる。
 午後4時12分、セッションは再開されるが、ここで牧野は2分12秒406にタイムアップも、周囲は11秒台に突入しており、ポジションは9番手。すると、今度はフィッシャーマンズベンドでクラッシュが発生し、午後4時19分に2度目の赤旗中断となってしまう。



 残り23分16秒で午後4時23分に再開されたセッションでは、坪井が2分13秒604をマークし16番手に。宮田も2分14秒776から2分14秒242へとタイムアップ。さらに午後4時39分には、牧野が2分11秒929で11番手にポジションアップ。宮田も2分13秒721を刻み、20番手とするが、午後4時40分には山側で3度目のクラッシュが発生してしまい、残り5分21秒でまたも赤旗に。



 セッションは午後4時48分に再開されるが、午後4時53分に最終コーナー立ち上がりでクラッシュが発生したため、4度目の赤旗を持ってこのQ2は終了となってしまった。
 この結果、牧野は2分11秒929で12番手、坪井は2分13秒604で18番手、宮田は2分13秒721で20番手から明日の予選レースをスタートすることとなった。







 

   
■坪井翔(TOM'S)

「FP2までは自分のペースなりに、なんとか着実にタイムを上げてこられたので良い感じでQ2を迎えたのですが、Q2でニュータイヤを履いても全然タイムが上がらなくて。それが大きな問題だと思っています。1回目の赤旗が出て、ピットインしたところでニュータイヤを履いたんですが、すぐまた赤旗になって。それでまた出て行きましたが、すぐグリップがなくなっていく感じで、初日のFP1のときのような状況でした。それがなぜなのかわからなくて。それがなければ、いつものように最後の方にタイムが上がっていくはずなんですが、落ちていく一方というか、タイムが上げられる感じではありませんでした。
 明日の予選レースに向けては、おそらく今日のこのタイヤを使わなければならないので、とにかくQ2の状況の原因を探らないといけないですし、セットアップも含めてもう一度仕切り直すというか、明日はもうレースなので去年全然戦えなかった海側でなんとかバトルできるようにはしたいですね」



■宮田莉朋(TOM'S)

「練習走行までは山側のいい走り方などが見つけられていなかったですし、あまり良いタイムを出すことができていなかったので、Q2に向けてちゃんとタイムが出せるのか不安なところもありました。けれど、Q2ではチームメイトとコンマ1秒差のタイムをマークすることができたので、その点では良かったと思います。
 もちろん、今週は日本勢の最上位というのが目標ではありましたが、順位関係なく、市街地も初めて、マカオも初めてという状況の中で、なんとかここまでチームメイトとのタイム差を詰めることができたので、すこし安心したというか、明日に向けてそれなりのデータを残すことができたのかなと思っています。
 結果的にニュータイヤではしっかりアタックできていないというか、自分が山側とかをしっかり走れていない中で、周回するごとにどんどんグリップが落ちて来て。それでも最後に速い車が後ろから来たところで、今日の最後の走行ですし、予選ですから攻めるんだ、という気持ちでついて行ったことで、山側でも今まで見つけられていなかったラインや走り方が見つけられてベストタイムを出すことができました。やっと少し今日のQ2で掴めたような気がします。
 明日はとにかく10周走りきって、順位を気にせずマカオのレースの戦い方を学んで日曜の決勝に向けていいデータ、そして自分にとっての課題を見つけたいと思います」



■牧野任祐(MOTOPARK)

「FP2ではまずまずで、最後に予選に向けての確認のために左側にニュータイヤを入れたのですが、赤旗でしっかりアタックできなくて。結果的にそれであまり良く分からない状況でQ2に行くことになりました。
 Q2には、また左側ニュータイヤで右側に距離の少なめのユーズドで出て行ってたのですが、そこでのフィーリングは良かったものの、その後でニュータイヤ4本に履き替えてアタックに出たら、すごいオーバーステアになっていて。周囲は赤旗再開後に出て行って、セクターでグリーンを点ける(更新する)とかあるんですが、自分は11秒台に入ったあと、出て行ってもタイヤが消耗してしまったような感じで、タイムが上がる気配が全くなくて、逆にどんどんオーバーステアが酷くなるような状況でした。何かそのあたり、違っているのかなという気がします。一発アタックしたら、もうその後が全然グリップ感がないんです。普通マカオでは走れば走るほど、セッション終盤に向けて路面がどんどん上がっていくものだと思いますが、アタック1周目が一番良くて、そのあとはもう全然でした。
 去年もそうでしたが、明日の予選レースはとにかく生き残らないと。ただ、12番手からのスタートだと思いますが、決勝に向けても7〜8番手、できれば3列目には行けたらと思いますが、スタート直後など危ないポジションだと思うので、ケアしつつうまくやりたいと思います」

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