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第64回マカオグランプリレポートVol.2
Q1を終え牧野13番手、坪井16番手、宮田19番手に

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第64回マカオグランプリレポートVol.2</br>Q1を終え牧野13番手、坪井16番手、宮田19番手にの画像

 第64回マカオGPは11月16日、走行初日を迎え午前にフリー走行1回目、午後には早くも公式予選1回目が行われた。



 やや曇りがちの空の下、午前9時35分にオンタイムでセッションがスタートしたフリー走行1回目(FP1)は40分間。直前のツーリングカーの走行ではクラッシュや赤旗などがあったことから、路面状況が悪い中での走行開始となった。
 今大会、2回目のマカオ参戦となる坪井翔、牧野任祐、そしてマカオデビューの宮田莉朋の3人は、セッション開始と同時にまずはピットを離れる。マシンチェックとともにコースや路面を確かめながら、坪井と宮田はそのまま連続周回。一方牧野はいったんピットに戻ってタイミングを図る。



 2年目ということでコースを経験している坪井は、2分20秒台付近から徐々にペースを上げ、2分19秒、さらに2分18秒台へとタイムアップ。セッション半ばには7〜8番手につけるなど安定して周回、2分18秒180にまでタイムアップも終盤はタイムアップ出来ず17番手でこのセッションを終了。
 また、チームメイトの宮田は、初のマカオ市街地を確かめるように、ゆっくりと周回を重ねてチェッカーを受け、2分20秒221で21番手で無事最初のセッションを終えた。
 牧野はアウト&インの後、再びピットを離れると2分18秒台で周回。ラストラップで2分17秒727にタイムアップし、14番手となった。



 5分遅れの午後2時15分にスタート、40分間で行われた公式予選1回目(Q1)。土曜に行われる予選レース(10周)のグリッドは、このQ1と金曜に行われるQ2の総合結果で決まることとなっており、Q2のコンディションが読めない以上、まずはこのQ1で好タイムをマークしておきたいところだが、セッションが始まり、各車が計測に入ろうというところで、午後2時21分にいきなりの赤旗となってしまう。
 この段階で、坪井は2分25秒651、宮田は2分24秒789、牧野は2分21秒807を記録。午後2時26分、セッションはリスタートとなり、3台は再びアタックに向かうが、牧野が2分16秒567、坪井が2分18秒706、宮田が2分20秒565にタイムを上げたところで、午後2時33分に再び赤旗に。



 残り26分44秒で午後2時40分に再開されたセッションでは、牧野が2分14秒968、坪井が2分15秒589、宮田が2分17秒482と、各々タイムアップを果たすも、午後2時55分にフィッシャーマンズベンドで大きなクラッシュが発生してしまい、3度目の赤旗中断となってしまう。



 このアクシデントによる車両回収とバリア修復のため、セッションは50分間に渡って中断。残り11分29秒で再開したのは、午後3時45分となったが、この再開後に牧野は2分14秒670にタイムアップ。坪井も2分15秒085にタイムを縮めたものの、宮田は山側でわずかに壁にヒットしてしまい、サスペンションにダメージを負ってピットインする。
 その後、午後3時54分になんと4度目の赤旗が出てしまい、セッションは1分48秒を残してそのまま終了。この結果、Q1は牧野14番手、坪井17番手、宮田20番手という結果となった。

 


 ところが、予選終了後の車検において、6番手タイムをマークしていた関口雄飛(B-Max Racing team)のマシンに車両規定違反があり、関口のQ1タイムが抹消となってしまっため、最終的には牧野13番手、坪井16番手、宮田19番手となっている。


   
■坪井翔(TOM'S)

「FP1ではタイヤの磨耗が大きくて、セッション最後まで走ってもタイムが上がるような状況ではなかったのですが、Q1に向けては多少セットアップも変えましたし、路面自体が良くなっていたのでQ1ではそれほど磨耗が酷いということもなく最後まで走れました。Q1途中で僕らは左側にニュータイヤを履きましたが、赤旗が多かったので正直まともなアタックはできていない感じで、そういう部分では明日に向けて上げ幅があるという感触はありますし楽しみな部分はあります。
 左側にニュータイヤを履いただけでかなりグリップ感は増しましたし、最後路面が良くなっていくフィーリングもあったので、周囲もそうでしょうけれど、明日はできるだけタイムの上げ幅を大きくしていきたいなと思います。
 山側、海側との兼ね合いを見ながらセットアップとエアロバランスを見ながら、まだまだ詰めなければならない部分はありますね。しかし結果はまだまだですが無事に距離を稼ぐことができた、という点では良かったですし、自分の中で見えて来つつあるものもあるので、焦らず着実に明日も詰めていきたいなと思いますね」



■宮田莉朋(TOM'S)

「今日初めてマカオを走って、やはり山側でのドライビングは難しいなと思いました。やはり実際に走ってみるとすごく狭くて、そこでのタイム差がすごく出ていると思います。FP1に関してはとにかく周回を重ねることに集中して、Q1に関しては、FP1での悪かったところをデータや車載映像で勉強して、今日の自分の中でできる限りの力を出してタイムを残そうと思っていました。ただ、途中赤旗が出るまでは良かったのですが、赤旗後にちょっと壁に当たってしまって。
 それでもオーバースピードでブレーキを行き過ぎたとかではなく、僅かに右フロントがイン側の壁に当たってしまって、その反動でクルマが外に膨らんでしまって立ち上がりアウト側の壁に左リヤがヒットした、という感じで、僅かにサスペンションが曲がった感じでダメージもひどくなかったですし、自分が縮こまってしまうようなクラッシュでもなかったので、チームに迷惑をかけたことをしっかり反省して明日に備えたいと思います」



■牧野任祐(MOTOPARK)

「初日としては去年と比べても良かったんじゃないかと思います。最後のリスタート後、3周くらいしかできないセッションでしたけれど、そのときもマイナス1秒くらいの表示が出ている中で、最後に引っかかってタイム更新ができなかった状況でしたから。シングルには入れたと思いますし、普通に13秒台には入っていたと思いますからぼちぼちじゃないかと。
 朝のフリー走行ではハイテックとこのチームの車の細かい動きの違いとかに戸惑う部分が少しあったんですが、そのあたりはかなり慣れて来ました。ただ、タイヤがセット1のままで走っていたので、かなりタイヤが消耗していましたから……。周りでタイムアップしているのは左側だけニュータイヤを履いているところが多かったと思いますし、そのあたりでも変わるのかなという気がしています。
 セット1のままFP2を走って、Q2でニュータイヤを履く予定ですが、また赤旗が出るでしょうし、いつ履くかが難しいですね。スリップを獲れればセクター1はむちゃくちゃ伸びますし、あとはクリアが獲れるかどうかだと思います」

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