RACE REPORT

FIA-F4選手権第14戦、大湯が先行の澤田を捕らえ3勝目!
初優勝狙った澤田は惜しくも2位、3位に宮田が入り連覇飾る

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FIA-F4選手権第14戦、大湯が先行の澤田を捕らえ3勝目!<br />初優勝狙った澤田は惜しくも2位、3位に宮田が入り連覇飾るの画像

 

 昨日行われた第13戦で宮田莉朋が優勝し、笹原右京が5位に終わったことで、ずっとシリーズをリードしてきた笹原を逆転、2ポイント差で宮田がポイントリーダーとなって迎えた今季最終戦。気温10℃となった11月12日、午前8時15分に運命のフォーメイションラップがスタートした。


 

 第13戦に続き、最終戦のポールシッターは宮田。同じく予選2番手には澤田真治が並び、3番手は大湯都史樹。追う立場となった笹原は4番手、角田裕毅が5番手、6番手には第13戦で2位を得た篠原拓朗が続く上位グリッドで迎えたスタート。


 

 レッドシグナルが消え、全車が動きだすもののポールポジションの宮田は加速が鈍く、トップを奪ったのは2番グリッドの澤田。さらに3番グリッドから好スタートの大湯にもかわされ、宮田は1コーナーで笹原にも並びかけられるも、なんとか3番手をキープ。笹原はここで4番手となるが、背後から肉薄していた角田に5コーナーで先行を許し、笹原は5番手に。2ポイント差のため、なんとしても宮田の前に出たい笹原だったが、苦しい立ち上がりとなってしまう。


 

 オープニングラップを制した澤田は安定したペースでレースをリード。しかし追走する大湯、宮田、そして角田を含めたトップ4はファステストラップを交互に刻みながらコンマ数秒ずつの間隔で集団での攻防を続けるが、5番手の笹原は僅かにペースが及ばずトップ4の戦いに加わることができない。4番手角田と5番手笹原とのギャップは終盤には2秒を超えてしまう。


 

 拮抗した展開の中、コンマ数秒差のリードながら初優勝に向けてトップを快走していた澤田だったが、10周目のダウンヒルストレートエンド、90度コーナーへのブレーキングでタイヤをロックさせ、派手なタイヤスモークを上げてしまう。このミスのため、一気に間合いを詰めた大湯は最終コーナー立ち上がりで澤田に並びかけ、10周終了時のモニター上は両者のタイム差はゼロ。両者譲らず、そのまま並走状態で1〜2コーナーを立ち上がった澤田と大湯だったが、3コーナーへの飛び込みでイン側となった大湯が3コーナーでトップを奪い、澤田は2番手に後退。直後の4コーナーでは澤田、宮田、角田が密集状態の中で競り合い、立ち上がりで角田がコースオフを喫するも、順位を入れ替えることはなく3者の攻防はチェッカーまで続くことに。


 

 しかし最終的にこの上位4台のポジションは、チェッカーまで変わらず大湯が逆転で今季3勝目をマーク。澤田、宮田が2〜3位となり連日の表彰台へ。角田、笹原、そして篠原が6位となった結果、宮田が2年連続でのドライバーズタイトルを獲得。笹原は7ポイント差のランキング2位となり、以下角田、大湯、大滝、澤田までがランキングトップ6となった。


 

 激闘の中、3年連続でタイトル争いの舞台となったツインリンクもてぎ。今年も週末を通じてドラマティックなレースが展開され、宮田がFIA-F4選手権シリーズ初の連覇を納める結果となった。
今シーズンのシリーズを彩った若い才能たちが、来季以降もFIA-F4選手権、そして様々なカテゴリーでさらなる成長と好レースを見せてくれることが待たれる。

 

 

 
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