RACE REPORT

FIA-F4選手権第12戦、宮田莉朋が逆転Vで3勝目!
笹原、角田が2~3位、タイトル争いは3人に絞られる

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 早朝から観客がスタンドに詰めかける中、8月27日(日)の午前8時09分にFIA-F4選手権第12戦決勝がスタートした。
 朝からすっきりとした晴天が広がる空の下、レッドシグナルが消えると32台のマシンがいっせいに動き出すが、ポールシッターの角田裕毅の加速が悪く、イン側2番グリッドから鋭く伸びた笹原右京がトップに立ち、さらにアウト側3番グリッドの大湯都史樹も1コーナーでアウトから角田をパス。この3台に宮田莉朋、篠原拓朗らが続いてS字に入って行くが、ダンロップコーナーの出口付近で3番手角田が僅かにコースオフ。そこでスピードの鈍った角田に宮田が並びかけ、デグナー進入で3番手に浮上を果たす。
 


 こうしてオープニングラップを終えたトップ6のオーダーは、笹原、大湯、宮田、角田、篠原、河野駿佑という顔ぶれ。しかし、2周目のデグナーへの進入で篠原を河野が捕らえ5番手に。さらに6番手に後退した篠原をヘアピンで名取鉄平がオーバーテイク、そこに大滝拓也が並びかけるなど、序盤から激しい攻防が至る所で展開されるが、こうした接戦の前方で笹原、大湯、宮田、角田のトップ4が徐々に5番手以下を引き離し始める。
 


 コンマ数秒差で接近戦を続けていたトップ4だったが、レース中盤に入って徐々に宮田がペースを上げ始め、6周目の1コーナーでアウトから大湯をパスし2番手にポジションアップ。この攻防の間に2番手とのギャップを約1秒に拡大していたトップ笹原だったが、宮田は7周目に2分08秒872のファステストラップを刻むと、笹原に肉薄。
 その背後では、3番手に後退した大湯に角田が襲い掛かる。9周目の1コーナーで両者は並走状態となるが、そのまま2台の攻防はS字の入り口まで続くも、角田が大湯をかわして3番手を奪うことに。
 

 

 首位攻防はテール・トゥ・ノーズとなって最終ラップに突入。ホームストレートで宮田がアウトから笹原に並びかけると、そのまま1コーナーへの飛び込みでトップに浮上する。2番手となった笹原も必死に宮田に食らいつくが、トップを奪った宮田はその座を明け渡すことはなく、大逆転でのトップチェッカー。今季3勝目を飾るとともに、ポイントリーダーである笹原とのポイント差を13に縮めることに成功、最終戦もてぎでの自力タイトルへの望みを繋ぐこととなった。
 一方、逆転を許し2位となったものの、笹原はポイントリーダーのまま最終戦を迎えることに。3位角田ももてぎで2連勝すれば、笹原、宮田の結果次第で僅かながらタイトルの可能性を残すこととなったが、4位となった大湯はタイトル争いから脱落。河野が3戦連続での5位となり、6位には名取鉄平が入った。
 


11月11~12日と2カ月半のインターバルを経て迎える最終戦もてぎは、コンデイションも大きく変わった中でのチャンピオン争いの舞台となる。タイトルを争う3人はもちろんのこと、今シーズンの集大成となる大会だけに、全員のドライバーに納得のいく好レースを期待したい。

 

 

 
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