RACE REPORT

FIA-F4選手権第2戦、角田裕毅が1周目の大逆転で初優勝!
笹原右京、大滝拓也が続きHFDPがシリーズ初の表彰台独占

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FIA-F4選手権第2戦、角田裕毅が1周目の大逆転で初優勝!<br />笹原右京、大滝拓也が続きHFDPがシリーズ初の表彰台独占の画像

 夜半に降った雨の影響が残り、予選時のようなセミウェットコンデイションとなった4月9日。岡山国際サーキットを舞台に、FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE選手権第2戦決勝が、午前9時08分にスタートの時を迎えた。



 コースインの際には、数台のマシンがスリックタイヤを履いていたものの、グリッド上でほとんどがレインタイヤに履き替え、最終的に小村明生の1台のみがスリックタイヤで15周の決勝に臨むこととなった。



 レッドシグナルが消えた瞬間、ポールポジションの宮田莉朋の動き出しは今ひとつで、変わってイン側2番グリッドから連勝を狙う笹原右京がトップを伺うが、さらに宮田と笹原の合間を縫って首位争いに名乗りをあげたのは3番グリッドから好スタートの角田裕毅。1コーナーでは笹原、角田がトップを競り合いながら通過、宮田は3番手にドロップしてしまう。注目の首位争いは、2コーナーで角田が笹原を抑え、トップを奪った。



 オープニングラップの攻防はこれに終わらず、バックストレッチエンドのヘアピンでは、大滝拓也が宮田のインを突いて3番手に浮上、さらに宮田は続くリボルバーコーナーで髙橋知己の後塵を拝し5番手にまで後退してしまう。このため、1周目を終えた段階でのトップ10のオーダーは、角田、笹原、大滝、高橋、宮田、そして川合孝汰、澤田真治、大湯都史樹、篠原拓朗、菅波冬悟となった。
 ところが、2周目の2コーナーで神晴也がクラッシュを喫したため、セーフティはーカーが導入され、ここでいったん戦いに水が入る。



 セーフティーカーランは4周終了時まで続き、リスタートは5周目。ここでトップの角田はポジションをうまく守って笹原の逆転を許さず、大滝、高橋、宮田が続いたが、その背後では1コーナーで澤田が川合をとらえて6番手にポジションアップ。さらにアトウッドカーブで高橋がコースオフ、同じくその先の立ち上がりで篠原もコースアウトしてしまい、互いに大きくポジションを下げてしまう。



 ここから角田、笹原による首位争いはファステストラップを更新しながらのコンマ数秒差での攻防が続くが、3番手大滝は今ひとつペースが上がらず、徐々に後れをとり始める。その後方では、同様にペースに苦しむ宮田に対し、澤田、大湯が接近、三つ巴の攻防に。なんとか澤田らのプレッシャーに耐えていた宮田だったが、11周目のヘアピンでついに澤田の先行を許すと、続く12周目には大湯にも屈し6番手にドロップ。ディフェンディングチャンピオンである宮田にとっては、連続ポールポジションを手にしながら未勝利に終わる、苦しい週末となってしまった。



 残り周回が少なくなってもコンマ数秒差での争いを続けていた角田と笹原だったが、最後まで角田は笹原に隙を与えず、そのまま15周を走りきって見事初優勝。2位に笹原、3位にも大滝が入り、Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトが表彰台を独占。これはシリーズ3年目にして初の同一エントラントによる表彰台独占となった。また、4位には澤田、5位には14周目にファステストラップを刻んだ大湯が入り、6位に宮田が続く結果となった。



 次大会はゴールデンウィークの富士スピードウェイでの第3戦・第4戦。テクニカルな岡山とは異なり、高速コースとして知られる富士を舞台に、どのようなバトルが展開されるのか興味深い第2大会となりそうだ。

 

 
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