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第63回マカオグランプリレポートVol.5
初の世界戦で牧野14位、坪井16位でチェッカー

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 4日間に渡って行われた第63回マカオGP。いよいよ11月20日、赤旗終了となったGTワールドカップの決勝レースの余韻の残る中、午後3時35分に15周で争われる決勝レースのフォーメイションラップがスタートした。


 プレマパワーのニック・キャシディがエンジン交換を行い最後尾となったことでグリッドが繰り上がり、牧野18番グリッド、坪井20番グリッドからのスタートとなったFIA-F4卒業生は、午後3時39分、レッドシグナルが消えると一斉に好スタート。しかし、昨日の予選レースのようなオープニングラップの混乱やアクシデントはなく、1周目を終えて牧野はひとつポジションを下げて19番手、一方坪井も同様に21番手に後退する。
 2周目にサム・マックロードのオーバーテイクを許した牧野は20番手、坪井21番手と互いに前後しての走行となるが、4周目にマキシミリアン・ギュンターがタイヤトラブルに見舞われてスロー走行となったほか、ニキータ・マゼピンが山側でクラッシュしたことでセーフティーカーが導入される。


 リスタートは6周終了時、7周目からレースが始まるが、リスボアで数台のマシンが攻防を展開、アージャン・マイーニがストップするなどアクシデントが起こるが、ここで牧野と坪井は混乱をかいくぐり、13〜14番手にジャンプアップを果たす。
 さらに10周目にはキャシディが山側でクラッシュを喫してストップ。このため、牧野12番手、坪井13番手とひとつずつポジションを上げるが、ここで再びセーフティーカーが入る。

2度目のリスタートは12周終了時となり、残り3周の攻防となったが、後方から追い上げてきたランド・ノリスにかわされ、13周目に坪井は14番手に後退。さらに追い上げてきたアントニー・フバートらの攻勢を受け、14周目に牧野14番手、坪井15番手となるが、坪井は最終ラップにもひとつポジションを落とすことに。


 結局15周の決勝レースを走りきって、初めてのF3世界戦を牧野は14位、坪井は16位で終えることとなった。

 

 

■坪井翔(TEAM TOM'S)

「スタートはまずまずでしたが、後ろのドライバーのスタートがすごく良くて抜かれてしまって。前の方でクラッシュもなかったので、イン側もアウト側も、どちらへ行ってポジションキープが精一杯という状況でした。
 その後はポジションをある程度キープしましたが、前がいなくなっては抜かれて、前がいなくなっては抜かれて、というのを繰り返した感じで、残念ながらほとんどオーバーテイクはできませんでしたが、後方グリッドから追い上げてきた速いドライバー以外の、昨日近い位置を走っていたマシンは抑えることができたので、その点では良かったと思います。
 今日の決勝では、ある程度山側で攻めることができました。山側で追いついて、海側で離されるという展開でしたが、もっと早い段階で今日の山側のような状態を作っておけば、決勝でもう少し海側重視にクルマを持っていけたように思います。けれど、最後にやっと山側を攻められたことで、ドライビングの引き出しを増やせたように思いますし、予選レースと決勝ではクルマを壊さなかったので良かったですね。とてもいい経験になりました」


■牧野任祐(TODA RACING)

「スタートで少しポジションを落としてしまったんですが、昨日の予選レースでああいった大きなクラッシュがあったので、僕も少し用心していたのですが、結局何も起こらず“あれっ!?”と思いながら1周目を終えた感じでした。
 目の前にヤン・マーデンボロー選手がいたのですが、ペース的には自分の方が速かったのでどこで仕掛けようか、と考えていたところでセーフティーカーが入って。結局リスタート直後の1コーナーで彼が少しふらついたので、そこでひとつポジションを上げましたが、その後のリスボアで数台が争って混乱しているところで、うまくすり抜けて大きくポジションを上げることができました。
 実はニュータイヤでピットアウトしたのですが、コースインラップで何かを拾った感覚はなかったんですが、左リヤタイヤがパンクしてしまい、グリッド上で急遽右リヤタイヤを負担のかかる左側に履き、右リヤにはセット4を履いていたので、そのせいで少しバランスが悪かったものの、予選レースよりは全然良かったと思います。ただ、この決勝で生き残るという順位的な部分ではよかったと思いますが、純粋な速さという点ではまだまだ足りていなかった。もう少し、最後にスピードの部分を見つけられたら良かったのですが……。
 今回、初めてマカオに参戦してみて、予選2回目などは自分たちなりにまずまずのタイムが出せたと思います。しかし、自分もマカオが初めてで甘いところがいっぱいあると思いますし、全体としてもっとレベルを上げられるはずだと思います。来年どのようなカテゴリーに参戦するのかわかりませんが、ここで経験したことを活かしていけたらいいなと思います」

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