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第63回マカオグランプリレポートVol.3
予選レースのグリッドは牧野22番手、坪井29番手に

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 11月18日、第63回マカオGPは大会2日目を迎え、この日はフリー走行2回目と明日の予選レースのグリッドを決する公式予選2回目が行われた。予選レースのグリッドは、予選1回目、予選2回目の総合結果によって決まるため、前日の予選1回目で苦戦を強いられたFIA-F4卒業生の坪井翔、牧野任祐の挽回が期待された。


 前日同様、現地時間午前9時35分にスタートしたフリー走行2回目。やや天候が下り坂とあって、涼しい曇天下で始まった40分間のセッションは、時折黄旗区間が出来るものの大きなアクシデントはなく、順調にセッションが進む。
 坪井、牧野のふたりも序盤から周回を重ねていくが、開始15分あたりから上位陣は前日の予選1回目のトップタイムを上回るペースを刻み始める。


 そんな中、坪井も自身の予選タイムに匹敵する2分15秒088を刻み、牧野も自身の予選タイムを上回る2分15秒365を刻むなど、徐々にペースを上げていく。
 ところが、ちょうど午前10時を過ぎたころ、坪井は山側で右フロントをヒットさせてしまいピットイン。マシンを修復してピットアウトも、そのアウトラップでリスボアのバリアにヒットしてしまい、そこでマシンを降りることに。その直後に山側でイェ・ホンリーがクラッシュ、そこへ後続車が突っ込むアクシデントが発生したため、残り2分ほどを残してセッションは赤旗終了。坪井28位、牧野29位となった。


 午後3時55分と、前日の予選1回目より遅い時間帯にスケジュールされた公式予選2回目。直前のGTの予選でガードレールが破損、その修復のためにディレイして午後4時28分のスタートに。一時は日差しが戻ったものの、再び雲が上空を覆う中、40分間のアタックが展開された。


 ともにユーズドタイヤでコースインした坪井と牧野。タイヤを温めつつ徐々にペースを上げると、開始10分でまずは牧野が2分14秒087で前日の予選タイムを更新、いったん24番手につける。さらに牧野は2分14秒052にタイムを上げるも、ライバル勢のタイムアップもありポジションは25番手。坪井はまだ2分15秒385がベストと、前日の予選1回目のタイムを上回ることができないが、残り25分を前にピットイン、マシンに微調整を加えつつニュータイヤを履く。一方の牧野も残り22分でピットイン、同様にニュータイヤを履くことに。


 両者はピットアウト、再びコースに戻るが徐々にタイヤが温まってきたところで、牧野が2分12秒838にタイムアップし22番手に浮上。一方の坪井も2分14秒868と前日のタイムを更新、ポジションは27番手に。
 さらなるタイムアップが期待されたが、残り9分56秒で佐々木大樹が山側でクラッシュしてしまい、セッションは赤旗になってしまう。


 午後5時04分、セッションは再開されるが、今度はトップのフェリックス・ローゼンクビストが計測ラップに入ろうとした直後、その後ろにつけていたマキシミリアン・ギュンターが最終コーナーでクラッシュしてしまい、セッションは再び赤旗に。
 コースの一部で雨つぶが落ちてきたとの報告が上がる中、残り7分23秒で再開後もアタックを続けたふたりだったが、さらなるタイムアップは果たせぬまま、最後はリスボアベンドでアージャン・マイーニがクラッシュしたため、このまま予選2回目は赤旗終了となった。


 この結果、総合予選結果では牧野22位、坪井29位となり、明日の10周の予選レースでは両者ともに後方グリッドからの追い上げを強いられることとなった。


■坪井翔(TEAM TOM'S)

「今日はダメでした。昨日のクラッシュから続いているというか、朝のフリー走行2回目で立て続けにクラッシュしてしまって……。昨日から切り替えたつもりだったのですが、頑張り方を間違えたというか、フリー走行ではタイムを稼ぐ部分ではないところで無理をしてクラッシュしてしまったので、予選2回目ではもうクラッシュできないと気持ちの上でリミットが掛かってしまっているようで、ちょっと厳しかったですね。
 ユーズドタイヤでコースインして、ある程度走ってからピットインしてタイヤを替えて戻った後、14秒台に入りましたが、その後赤旗になってしまって。あれがなければもう少しタイムは出せたとは思いますが、ただ、そこまでの段階でも自分がいけていなかったので、赤旗がなくてもそれほど大きくはタイムアップできていなかったかもしれません。あれだけ自分を抑えながら走ってしまっていたので、行って13秒台くらいじゃないかと思います。
 明日は最後尾からのスタートになってしまいましたが、きっと前の集団でグチャグチャになると思います。そこには絶対巻き込まれないようにするだけで決勝はもっと前からスタート出来ると思うので、明日は雨でもウェルカムです。最後尾ですから失うものはないですから、ひとつでも前を目指して走ります」


■牧野任祐(TODA RACING)

「フリー走行から2秒くらいタイムを上げられましたし、結果以上に内容の良かった1日でした。フリー走行では最後尾でしたが、初日のクラッシュの影響でタイヤがかなり古いもので走っていたこともあり、実際には昨日からセットアップを変更してフィーリングはかなり良くなっていました。
 予選前にも少しセットアップを変更し、最初はユーズドで出て行きましたが、そこでは少しオーバーっぽかったものの、これならニュータイヤを履けばなんとかなるかなと。そのニュータイヤでタイムアップできて、まだいけそうだったところで赤旗が出てしまって。最終ラップも海側でスリップも使えて、山側でもセクターベストが出ていたので、うまくいけばもっとタイムは出ていたと思いますが、他の日本勢よりは多少良いタイムを残せたので良かったかなと思います。
 明日は22番手からのスタートですが、チーム全員でデータなどいろいろ見ながらやっていて、確実に良い方向に向かってきているので、それを継続しつつ明日の予選レースでは少しポジションを上げられたらと思います」

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