RACE REPORT

FIA-F4選手権第6戦、川合孝汰がFIA-F4初優勝!
2位に河野駿佑、3位に平木湧也が入る

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 ウェットコンディションでのアタックとなった前日の公式予選から天候が回復、爽やかな秋晴れとなった11月12日(土)のツインリンクもてぎ。3レース制大会の今回、そのうちの2レースが行われるこの日、まずはSUPER GTの公式予選が終わった午前9時49分、第6戦決勝のフォーメイションがスタート。このフォーメイションラップ中に佐々木祐一がスピンを喫しクラッシュ、残念ながらスタートは叶わず、結局36台がグリッドについた。


 前日の雨の影響が残り、わずかにライン上は乾き始めているものの、それ以外の部分は黒く湿っているという微妙なコンディションでの戦いとなったことからウェット宣言が出される中、ポールシッターの大湯都史樹、予選2番手の宮田莉朋とフロントロウの2台に加え、予選4番手の大滝拓也、小高一斗、ファン・ドユン、川端伸太朗、橋本陸など11台がレインタイヤを装着、残りはドライタイヤという状況でレッドシグナル消灯となったが、ここで好スタートを切ったのはPPの大湯と2列目の阪口晴南、そして大滝拓也ら。逆に予選2番手でポイントリーダーの宮田は出遅れてしまい、1コーナーでは大湯、阪口、大滝、根本悠生、篠原拓朗らが宮田に先んじる。


 ドライタイヤを履いた阪口はオープニングラップは辛く、5コーナーで大滝、V字コーナーでは根本、さらに篠原の後塵を排するが、その先のヘアピンで根本がアウト側の篠原に接触。篠原はグラベルに押し出され、根本もポジションダウン。続く90度コーナーでは宮田が阪口を捕らえ、1周目のオーダーは大湯、大滝、宮田、阪口、上村優太、根本がトップ6となる。
 しかし、2周目の1コーナーで4番手を争う数台のマシンの中で、上村がスピン。コントロールを失った上村が阪口に接触してしまい、さらにアウト側にいた根本も含め3台がコースアウト。ここで阪口、上村はリタイアとなり、唯一コースに復帰した根本も大きくポジションダウンしてしまう。


序盤に激しいポジション変動やアクシデントが続く中、2周目を終えてトップは大湯。2番手の大滝に2秒前後のギャップを築き、さらに約5秒遅れて宮田が3番手という状況だったが、早くもドライタイヤを履いたマシンのペースがレインタイヤのそれを上回り始め、3周目の5コーナーで宮田と河野駿佑が競り合ったところで最内を突いた川合孝汰が一気に2台をパスして3番手に浮上。その後のS字で河野も宮田を抜き4番手となったが、宮田はさらに澤田真治、平木湧也にもポジションを奪われてしまい、レインタイヤを履いたドライバーたちが苦境に陥ることに。
 この間、レインタイヤを履いて1-2を行く2台に対し、ドライタイヤの川合が肉薄。5周目のバックストレッチで首位を争う2台の間に割って入ると、6周目の3〜4コーナーでついに大湯を捕らえた川合がトップに躍り出る。さらに同じくドライタイヤを履いている河野も130Rで大滝を抜いて3番手とすると、バックストレッチでは大湯をかわして2番手につける。


 こうしてレース折り返しとなる6周目の段階での上位陣は、川合、河野、大湯、大滝、平優弥、澤田といった顔ぶれ。そしていち早く2分を切るラップを刻んで追い上げてきた平木湧也、川端らを交えた攻防が続いたが、レインタイヤを履く大湯、大滝らはペースが上がらず、次々にドライタイヤ勢にかわされることになり、序盤上位を争った宮田はもとより、トップを走っていた大湯も後退を余儀なくされ、8周目には川合、河野に続く3番手に平が浮上。さらに澤田、平木湧也が4〜5番手につけるが、この平、澤田、平木湧也の三つ巴の表彰台争いは11周目に1コーナーで平をかわした澤田が3番手に立つものの、3コーナーで僅かにコースオフしてしまい、そのラップの最終コーナーでミスを犯した平を捕らえた平木湧也に軍配が上がる。


 結局、トップに立ってからは河野に付け入る隙を与えなかった川合がチームの地元で嬉しいシリーズ初優勝! 2位に自身最高位タイとなった河野、3位に平木湧也が入りル・ボーセモータースポーツが1-3を獲得。4〜6位には平、澤田、浦田裕喜となった。
 終わってみれば、レインタイヤでポイント圏内に生き残ったのはしぶとく8位を得た大滝のみ。大湯は13位、宮田は22位となるなど、ランキング上位を争っているドライバーはほとんどノーポイントで終わったことで、タイトル争いは大きな変動のないまま第13戦を迎えるが、計算上はランキング8位の川端までの8人にタイトルの可能性が絞られる状況となった。

 

 
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